ピラティスインストラクターの高木愛ですぶーぶー











今回は

『肩甲骨に停止する筋肉』


についてお伝えしますね音譜












① 肩甲挙筋




その名の通り、肩甲骨を内側および上方に挙上します。









② 小菱形筋





作用は肩甲骨を固定、肩甲骨下角を後方、前方に動かします。







③ 大菱形筋





小があれば大もある。小菱形筋と大菱形筋合わせて、菱形筋と呼ぶこともありますね。作用も同じ。





④ 前鋸筋





インパクトのある筋肉ですね!

前鋸筋の作用は、肩甲骨の上方への回旋、肩甲骨が固定されると肋骨の位置が挙上します。

肋骨に肩甲骨を引きつけておく筋肉です。
またボクサーなどの力強いパンチを繰り出す筋肉でもありますボクシングドンッ








⑤ 小胸筋





大胸筋は聞いたことがあるかもしれませんね!

こちらは小胸筋。

作用は肋骨を挙上し、肩甲骨内側下方に引きます。








⑥ 僧帽筋






背中側をダイヤ型に大きく覆う筋肉。

修道士の被るフードに見立ててこのような名前がついたようですよ。

作用は、肩甲骨の回旋、後退、挙上、下制。そして鎖骨を浮上させます。










さて、ここまでで肩甲骨に関わる全ての筋肉を挙げてみました。



これらの筋肉が相互に影響しあって、
肩甲骨を動かしているんですね。


そして、これらの筋肉の起始停止を見てみると、
脊椎や肋骨、上腕骨、鎖骨、頭などに影響することもわかります。


何か一つのことを大勢でやる時に、
誰かが怠けたりサボっていたらどうでしょう?



肩甲骨を動かすという運動をしたいのに、
どれかの筋肉が機能不全や固くなっていたりして動かないと、
その分の働きを違う筋肉が補ったり、
または骨や関節などに負担がかかったりします。






肩が痛いと一言で言っても様々な筋肉や関節が関わってきますから、全体的にどこに原因があるかを見ていく必要がありますね!


その機能的な動きを確認すると同時に機能改善をしていくことがピラティスでは可能です!



是非一度体験してみてくださいね〜



では、一旦ここまでビックリマーク