心理カウンセラーの高木愛です
今回は、
『親の過保護や過干渉』
についてお話しします
過保護は、子どもを心配し過ぎて過剰に子どもに関わりすぎたり、守り過ぎたりすること。
過干渉も子どもを心配したりし過ぎて、こちらから先回りして子どもにあれこれ口出ししたり、干渉したりし過ぎること。
親であれば、子どもを守る、子どもにとっての幸せを考えたり、そのためのサポートをするのは当たり前のことですね。
ですが、子どものご機嫌伺いをして、子どもの意見ばかりを尊重し過ぎて、社会や人間関係で必要な躾をせずに甘やかしてしまうこと。
または、何でもかんでも口出しして、子どもの意見より親の意見ばかりを通してしまい、子どもの考える力や、問題を解決する力や選択する権利を奪ってしまうこと。
過保護や過干渉ではこのようなことが起きてきてしまいます。
過保護や過干渉は、子どもを信頼していないことと同じ。
『この子には、この問題を解決する力がある』
『この子は、この試練を乗り越えることができる』
という信頼をしていないということ。
『あんなことを先生が言うなんて!許せない!ウチの子は悪くない!』
と学校に怒鳴り込んだり。
『ウチの子は全然成績が上がらないのは先生のせいだわ』
とか。
『友達同士で揉めたみたい。ウチの子は悪くない。あの親の躾が悪い!』と乗り込んでみたり。
ここまで酷くなくても、子どもの生活や子どもの交友関係、男女関係に口出しするなど。
これは小さい子どもに対してだけでなく、
もう成人し十分大人になった子どもに対してもやっているということもあります。
30、40になった子どもに対してもやっているということもあります。
親が子どもの交際に口出ししたり、就職先を面倒みたり。
過保護や過干渉は、子どもの選択する力、子どもが問題を解決する力を奪います。
つまり子どものアカウンタビリティを奪うことになります。
子どものアカウンタビリティを養うことは、
この先の人生、自分の人生を楽しく、幸せに生きる為に必要な力。
人生生きると常にいいことばかりではありませんよね?
なにかを決断しなければいけない瞬間、
辛い状況の時に自分に必要なことを選択する瞬間、
その瞬間瞬間で自分の意見や考えで人生を切り開いていく。
アカウンタビリティを持つことで、人生の醍醐味を味わっていく。
その子自身がその子の人生を、生きていく。
そんな人生を生きれるよう、その子を信頼し、見守っていくことができるといいですね
その子が必要なときにサポートする、その子の身の危険が迫るとき、間違った方向にいくときに親として必要な軌道修正をする。
もしかしたら、突き放すことが必要なときもあるかもしれません。
甘やかしと愛は違います。
心配も愛ではありません。
親離れも必要ですが、親にも子離れが必要になってくるときがきます。
過保護や過干渉は癒着状態ですが、まずは癒着していることに気づくこと。
癒着についてはまた違う機会に!
子どもが自分で考えて、選択して、時には失敗しても問題を乗り越え、解決する力を信頼してくださいね!
失敗したところからまた違う選択ができる、成功したら自信になる。
子どもの沢山の可能性を奪うことがないよう、時には見守ってみてくださいね
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