プロジェクトの区切りに | サラリーマン→ビジネスオーナーへの道

プロジェクトの区切りに

ここ6年くらいやってきたプロジェクトの成果が大変なことになっており
相当凹むがプロフェッショナルによる徹底調査の結果を待つしかない。
そして私が出来ることは情けないことだが祈るのみだ。

それでも仕事は続き、ヨーロッパだアメリカだと出張が続く。
ようやく1日だけ休みをもらって、とあるホテルに家族で出かけた。

今回はのんびり旅行なので電車で向かう。
お昼は、乗換駅近くのお魚の美味しいお店で。
そこから数分の旧跡も訪ねる。子供たちは敷地内にあるノスタルジックな
遊園地の乗り物に大興奮。結局、子供は思い切り遊べたら最高なのだ。

山を登る電車に乗り換える。スイッチバックが楽しい。
これ乗ったの中学生以来か。

数回折り返して終点につくと車で迎えに来てもらって、早速
チェックインする。息子が生まれて数ヶ月、このホテルがオープンして
間もない頃、そして例のプロジェクトに入る前に訪れて以来だ。

そんな話をしながらチェックインしたら、粋な計らいで
なんとスイートに上げてくださった。
一番奥の部屋でプライベート感いっぱい。そして広い。

あの時にもあったドリンクサービスがあるというので、
寝ている娘を起こさないようにベビーカーにのせたまま
暖炉の前に陣取ってシャンパンなどをいただいてしまう。
落ち着いた雰囲気にリラックスしてすっかり酔ってしまった。

さっくり温泉を堪能してきた嫁さんと交代して息子を連れて
温泉に向かう。前回滞在時よりも気持ち温度が上がっていて
心底温まる。気持ちいい。息子も烏の行水から脱却しつつあり
すこしは温泉が分かってきたようだ。

すっかりのぼせてまたラウンジに。暖炉の炎に癒される。
またシャンパンをいただく。ああ、至福の時だ。

夕食は、とあるレストランで。お腹一杯。
タクシーが来ないのでお店の車で送ってもらう。
そして冷えた身体を温めるべく子供二人を連れてまた温泉。

部屋に帰って嫁さんを温泉に送り出しダブルクイーンサイズ
くらいの巨大ベットで二人を寝かしつける。
昼間騒いで温泉につかったのでさっくり寝てくれる。

嫁さんが戻ってきたので一人温泉を楽しみにまたお風呂へ。
プロジェクトが終わったからかリラックス感が深い。
リゾートホテルに来たような感覚だ。

部屋に帰ると子供たちがすごい角度で寝ていてベットが
占領されておりリビングのソファを改造して心地よい
一人寝ベットをあつらえ、のんびり寝ることにした。

朝は息子に起こされる。嫁さんと娘は一足先にお風呂に行って
帰ってきた。部屋で朝食を取り、息子とお風呂へ。
そこからラウンジに行ってコーヒーをいただく。

最後にまた一人で温泉に浸かってからチェックアウト。
駅まで送ってもらって一駅乗ったところで降りて美術館へ。
併設されている中華レストランでランチをとり、
アートを愛でに向かうが子供たちは遊び場所へまっしぐら。
ネットでできているアートや、プラスチックのボールの中を
上っては降りて遊び、最後は屋内の遊び場のようなアート?
を堪能しておおはしゃぎ。

最後はつかれて娘はベビーカーでバタンキュウ。
快速であっという間に帰宅。あっという間だったが相当充実。
そしてなにより運転疲れが無く、圧倒的速さで帰宅できる
のはなかなか良い。

何かあたらしいプロジェクトの始まりを予感させる旅。
深夜にチロチロと燃える暖炉の火を眺めながらそんな
気持ちになった。

前回から今回までの間、大きな山を乗り越えてきたけれど
それを支えてくれた家族に心から感謝しながら、
ディナーのカルボナーラに腕を振るった。