ポインセチアが街のあちこちで赤く店頭の明かりに照らされて
寒空の中もほのかな温かみを演出してくれているようです。
ポインセチア=暖炉の灯=クリスマス=ロマンチックな聖夜
なんてイメージを抱かせるのは私だけでしょうか。
ポインセチアをウィキペデイアで調べると
トウダイグサ科トウダイグサ属
別名 猩猩草
学名 Euphorbia pulcherrima
原産国はメキシコと書いてあります。
メキシコでは「ノーチェ・ブエナ」と呼ばれ
意味は聖なる夜だそうです。
原産国メキシコなんですがなぜか私の中では
原産国 東南アジアのタイ のイメージなのです。
なぜかというと、メキシコにはメキシコシテイからアカプルコまで
車でサボテンの山を越えながら行ったことがあるのに
ユーホルビアの仲間なんてまったく見かけたことがなく、
2006年のタイ チェンマイで行われた
ラーチャプルック国際園芸博覧会 会場付近にて
向かう車の中で見た記憶があるからです。
「ポインセチアに似た雑草が青々と生えてるなあ。。」
という今でも鮮明に記憶があります。。
ユーホルビアの仲間はいろんな種類が世界中に
あるのですが、タイで見かけたのが
「ポインセチアの原種に近いのでは??」
という疑問があれからず~っと
ぬぐえずに今に至ります。
タイ国内の植物図鑑ってなかなか市販されていないのです。
唯一私が持っているのは、
Flowering Plants Of Thailand: A Field Guide
表紙は変わってますが、結局イギリス人の
PATRICKさんという人が1988年に発刊された
この図鑑以外ないのでは??
と個人的に思ってます。
されはさておき、
「そのポインセチアの原種では?」
と疑ったものは
このタイで買ってきた図鑑で調べると
学名は
Euphorbia cyathophora
さらにネットサーフィンで検索してみました。
見つけました。
なんと!日本 愛知県三河の野草でみかけるとのこと。
帰化種の分類で
北アメリカ南部原産とありました。
というわけで、ポインセチアの原種かと思った
タイで見かけた植物は
やっぱりメキシコのお隣、
アメリカ大陸原産でありました。
以下ご参考まで。
http://mikawanoyasou.org/data/shoujyousou.htm
あー、すっきりした。
でも、メキシコ原種のポインセチアは・・
どこに生えているんだろう。
まさか、絶滅していないよね。
私の果てない愚問はさておき、、
お花屋さんで色鮮やかなポインセチアを買って
大事な人とロマンチックな
聖なる夜をお過ごし下さいね。。。