賞味期限間近の非常食・乾パンが”主役”ー。フードロス削減を目指
し、岡山大(岡山市)の学生が企画した「カンパン料理アイデアコ
ンテスト」の入賞レシピが決まりました。最優秀賞には専門学校教
員の佐藤直子さん(玉野市山田)が考案した「乾パンのソーセージ
が選ばれました。
(この記事は1月20日の【山陽新聞おかくらプラス」からの紹介です)
コンテストは大学公認サイクルの岡山大DS(データサイエンス⁾部が地
元企業から「備蓄の乾パンを入れ替える際、古い品の処分に困ってい
る」と聞き、昨年3月に初めて実施。企業から提供される乾パンの賞味
期限次第で随時開いています。
3回目の今回は、昨年10,11月にレシピを募集。スイーツやおかず系な
ど県内外から独創性あふれる過去最多の154点が集まりました。
最優秀賞の「ソーセージ」は、乾パンを砕いて水でふやかし,鶏ひき肉、
パセリ、シーザードレッシング,水溶き片栗粉を加えて混ぜ合わせた後、ラ
ップでソーセージの形に包んで電子レンジで加熱。アブラを引いたフライ
パンで焼き色を付ければ完成です。
料理が趣味の佐藤さんは、DS部が配ったチラシでコンテストを知り応募し
ました。乾パンを肉のつなぎに使うことを思いつき、材料の配分や味付けを
試行錯誤して作り上げました。「優しい味わいで家族にも好評。乾パンを荒
めに砕くとカリッとした食感も楽しめる」と話し、受賞を喜んでいました。
(以下省略)