遺言・相続そして成年後見

遺言・相続そして成年後見

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ドイツ東西の壁崩壊の、10年前の実話です。

・・・副題は、「空に壁はつくれない」

東側の二つの家族が、何と、自作の熱気球を飛ばしての西側への脱出を計画。しかし計画実行直前になって8人搭乗しての飛行は無理と分かり、一家族4人のみで決行します。

 

夜間に夫婦・息子二人(下は小三くらい)で森から飛び立ちますが、高度を上げたところでガス管が結氷し、バーナーからの送風が出来なくなり墜落します。幸い大きな怪我もなく、自宅に帰ることはできたのですが、残骸は発見され、秘密警察シュタージの徹底した捜査活動が開始。この家族の向かい側のご近所様が秘密警察の職員なので、毎日が冷や汗ものです。

再設計して8人の搭乗が可能な巨大風船の製作にかかりますが、設計者であり“縫い子”のお父さんが徴兵されることになり、入営日までの切羽詰まった工程を余儀なくされます。大量の布地を買うとすぐにアシが着くため、あちこちから少しずつ購入し、夜を徹してミシンを踏み続けます。

1回目の現場にうっかり残した奥さんの持病の薬の処方箋が命取りになり、捜査の手が球速に迫ってきます。手に汗握るスリル!!です。

 

一番下の男の子は、まだ5歳くらい。2回目の飛行は、運良くやってくる”南風の日”に合わせ、急遽断行。秘密警察は捜索用の軍用ヘリを飛ばし、深夜の空に燃える熱気球の炎を発見!

またも送風燃焼ガスの供給が途絶え急下降し、高圧線に引っ掛かり墜落しますが、そこは何と目的地の、西側!でした。

東大駒場で1969年に行われた“実録もの”です。私は昔、本で読み、カセットテープ収録の音声も聴いてましたから、映像の出現には本当に驚きました。ある出版社に声がかかり、カメラマンが入ったのだそうです。

 

既に高齢者の仲間入りした当時の学生さん達が回顧のインタビューを受け、内田樹・平野啓一郎のお二人が何度か解説に登場し、良く出来たドキュメンタリー作品です。

 

映像で何よりも驚くのは、壇上で三島さんに噛みつく学生(劇団を今も主催する芥正彦さん)が、生後数か月の女の赤ちゃんを抱きながら喋りまくる姿です。途中でチラッと映る綺麗な方が奥様かと思うのですが、全共闘主催の大集会に敵方の民青が殴り込みをかけないか?前に控えた盾の会メンバーが体を張って三島さんをかばうか?何よりも、興奮した学生たちが喧嘩を始めないか?流血の事態もあり得る中で、この赤ちゃんを抱くセーター姿の若き芥さんは、もしかすると奥様のアイディア演出で、これが集会成功の最大の理由だったのではなかろうか?と、思われます。

 

討論自体は、こう言ってしまうと身も蓋もないのですが、現役東大生とOB三島さんとの所詮は内々の観念論争です。しかし、あの時代にこんな議論の場があったことが、歴史的奇跡ですね。            私利私欲なき、皆さんの若くほとばしる情熱があった時代と、胸が熱くなります。

 

  <写真は映画ポスターより引用>

2019年7月施行予定の「特別寄与料」の計算モデルが、先日の日経紙上で紹介されました(7月21日土曜版)。

 

長男の嫁が長年、亡夫(長男)の舅・姑の介護をして来た場合、舅・姑からの法定相続分はありません。

子供(舅・姑の孫)がいないと、亡夫の代襲相続人(直系卑属のみ可)もいなくなり、とても不安定な立場に追い込まれかねません。

 

(亡夫の舅・姑が遺言書を残して、長男の嫁に遺贈してくれれば救われるのですが・・・。)

 

こうした場合の特別寄与料の計算モデルが、家庭裁判所から示されたようです。以下に示します。

介護のプロの日当額×介護日数×裁量的割合=介護寄与分額

   (例.@8千円 × 500日 ×70%   = 280万円)

 

ただ、これを主張して遺産分割協議に波風立てると、却って争族になる、と危惧する意見もあります。

家裁の判断も、読めませんね・・・。まだまだ不確定です。