社労士に限らずさまざまな業種でホームページは営業ツールとして必須だが、

よく見かけるのは、プロフィールを隠したがるやつが結構居る。

某大学卒業とか、大手人事部に勤務とか・・・・。


そもそも営業に使うプロフィールで、何で隠すんだ。

全く意味がわからん。


そりゃ、大手の名前を正直に書けば嫌味に感じる奴もいるかもしれないし、

知らない会社だと信頼が無いと判断されるかもしれない。


だが、そもそもプロフィールの主旨は何だ?

その事務所に依頼しようと少しでも考える顧客の目線に立てばどう思う?

自分を明らかにしない奴に仕事の依頼はしないだろ。


そんなクソホームページならさっさとやめちまえ。

社労士の場合、企業と顧問契約を結び継続して手続や相談を受ける場合と、事業主の依頼があった

時だけ仕事を受託するスポット契約という2種類がある。


この顧問契約を結んでもらうのがなかなか手ごわいのだが、以前にも増して難しくなっている気がする。


さて、社労士で顧問契約とスポット契約の違いをきちんと説明して、顧問契約が有利であると導ける社労士がどれだけいるだろうか。


顧問契約は保険みたいなものですから、なにかあったらいつでも駆けつけますから、長期的にお付き合いできるのできちんとアドバイスできますから・・・・


そもそも保険と社労士は全く業態も契約形態も違うだろ。

スポットだとすぐに来てくれないの?

スポットだときちんとアドバイスできないの?


企業も不景気で世知辛くなっているから、この程度の顧問料で会社の存続うんぬんでなくとも、

スポットで多少の金額は払うから何かあった時に相談するからいいよというのがホンネだろう。


※ここで言う顧問契約は手続の無い、相談顧問を指す。


さて、社労士の顧問契約とスポットのそもそもの業務上の違いは・・・・スバリ ヤル気だと思う。


我々も人間だから付き合いの長く、深い社長だったら採算度外視でなんとかしてやろうと思うだろ。

そんなもんだよ。


ただ、正面切って営業トークとしては言えないわな。(爆)

最近ネットで同業者ホームページを見ると、やたら何々専門の社労士というキャッチが目に付く。

これも最近顧客獲得が難しくなってきていることを反映しているのだと思うが、話して~専門というのが差別化になるのだろうか?


顧客目線で考えると、社労士の場合は ~専門=~しかできない という考え方もあろう。

顧客は社労士の詳しい業務なんてわからないが、ひとつのことよりも色んなことを知っている方が満足度が高いと思っているのではないだろうか。


言葉のあやみたいたものだが、~専門というよりも~もできる社労士の方がイメージ的にはよさそうな気がする。 ただ、何でもできる社労士っていうのはいかにも胡散臭いのでダメだが・・・・(笑)