エンジンオイルは交換しなくてもいいの？

こんにちは。
沖縄のあなたのお車の特命ドクターの
新崎守です。

このブログでもよく書いていますが
エンジンオイルって本当に大事です！

エンジンオイルって人体で言えば
血液やリンパ液と変わりません。

もしあなたの血液やリンパ液が超劣化してたらどうですか？？

絶対に健康じゃないですよね？

でもって間違えなく病気になりますよね？

車も全く同じなんです！

これ見て下さい。

エンジンの中にヘドロのようなものありますが

エンジンには元々あんなものありません！

これはオイル交換をきちんとしていなかった車の

エンジンの中で汚れや不純物がたまったものです。

【エンジンオイルの役目です】

エンジンは金属で出来ています。
それはエンジン内部も同じです。
金属と金属が摩擦するので潤滑させて摩擦係数を減らす
のがエンジンオイルの役目のひとつです。

また、エンジン内部は密閉性が必要です。
エンジンの燃焼室内で燃やされた燃料は、すごい力で膨張します。
その力でピストンを押し下げ、回転運動に変換し、エンジン動力となります。
その膨張した燃焼ガスはシリンダーとピストン（ピストンリング）の隙間から
オイルパンなどに逃げようとします。シリンダーとピストンの
隙間を密封するのもオイルの役目です。

他にもエンジン内部の洗浄効果も大事な役目です。
高温運転中にできる、劣化物が不溶性スラッジなどに変化しないようにしたり、
付着したスラッジなどを取り除く清浄作用と、比較的低温時にできるスラッジや
カーボンをオイル内に溶かして分散させる分散作用があります。
この作用はエンジンオイル内に含まれる添加剤の作用です。
定期的なオイル交換はスラッジやカーボンの精製が抑えられますが、
オイル交換を怠ると先の写真のようにエンジン内にゴミというか
ヘドロのような不純物が堆積します。

まだまだあります。
エンジンを冷却する働きもエンジンオイルにはあります。
エンジン中を血管のように通っているエンジンオイル
が熱を下げる役目もあるのです。

あなたは天ぷらをあげる油をずっと変えずに
天ぷらをあげられますか？
油は劣化しますよね？酸化しますよね？
美味しくないですよね？

エンジンオイルも同じです。
特に今年のような異常な暑さだと
すごい勢いで劣化します。

するとどうなるか・・・・
もうお分かりですよね。

エンジンオイルはなまじく見えないですし
エンジンが普通に動いているので気にも止めないかもしれません。

でも一番の働きものなんです。

あなたの車を長く調子良く持ちたいのでしたら
オイル交換は絶対に定期的に行って下さい。

最低でも１年に１回はしましょう。
沖縄のように高温多湿で渋滞が多いところは
年に２回がベストです。

エイムオートサービスでもエンジンオイル交換
承っております。
お気軽にお声掛け下さいね。