先月、愛知県美術館のゴッホ展へ行った時、地下の大型プロモーションビデオでオペラの公演があることを知りました。妖精ヴィッリ*(作曲 ジャコモ・プッチーニ)とカヴァレリア・ルスティカーナ**(作曲 ピエトロ・マスカーニ)の2本立てです。
*ヴィッリ:伊 villi<víly(<víla)(チェコ語;妖精); **カヴァレリア:伊 cavalleria(騎士道)⇒本記事タイトルにつなげました。
この画面を見ると、藤原歌劇団の公演で、会場は美術館と同じ愛知芸術文化センター(芸文)にある愛知県芸術劇場です。まだ席はあるかしらと思い帰宅後ネットで調べてみると、B席やA席の良い場所はほとんど残っていません。S席の見易い場所もかなり埋まっていました。
あわてて翌日芸文のプレイガイドへ行き、S席の結構良い場所のチケットを買いました。
妖精ヴィッリはこれまで観たことがなく、私にとっては未知のオペラです。
東京で2回、名古屋で1回の公演で、名古屋では妖精ヴィッリのアンナを伊藤晴さん(三重県出身)、カヴァレリア・ルスティカーナのサントゥッツァを桜井万祐子さん(愛知県出身)、トゥリッドゥを笛田博昭さん(名芸大院修了)といった、いわばご当地歌手が演じます。ちなみに伊藤さん、笛田さんは今年1月3日Eテレでライブ放送されたNHKニューイヤーオペラコンサートにも出演し、私には特に笛田さんのテノールが魅力的でした。
当日(2月7日)、会場はほぼ満席でした。
会場で配られたプログラムはカラー刷りでB5判です。広告を除き26ページあり、2作品が世に出るまでの経緯等の解説も含め簡潔で、私でも理解可能で読み応えがあります。
物語は両作品ともフィナーレを死で迎える、いわば "生々しい" 話で、胸が痛くなるような場面もありましたが短編で、あっという間の3時間でした。
出演者は誰もが素晴らしく、オペラ歌手の声量に魅了されました。また、妖精ヴィッリでは幕間に流れるバリトンの豊嶋祐壹さんによる語りが真に迫り、第二幕の劇的展開を暗示させていました。バレリーナも舞台を大いに盛り上げてくれました。
オーケストラはセントラル愛知交響楽団が担当し、場の盛り上げは素晴らしかったのですが、アリアの場面ではもう少し音を絞ってもよかったのではないかと思います。
通常、コンサートや演劇等では撮影禁止ですが、最近の流行なのか、この公演でもカーテンコールでは撮影可能で、私も最後に1枚撮らせてもらいました。
私にとっては実に30年ぶりのオペラ鑑賞で、満足しつつも、それなりに疲れました。
※近くの席に宗次ホールの宗次徳二さんがおられ、休憩時間にどこかのオバサマが「宗次さーん!」と声を掛けていました。私は通りすがりに目を合わせてチョコット会釈しました(笑)。
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