女子W杯のキス事件 on BBC | (新)なごやん

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 先日、日本では小さく報道されましたが、スペインで女子サッカー選手に対する性加害の裁判が開始されました。

 以前、私もブログで少し触れましたが、FIFA女子ワールドカップ2023で優勝したスペイン代表の表彰式で、ルイス・ルビアレス(Luis Rubiales)スペインサッカー連盟会長がジェニフェル・エルモソ(Jennifer Hermoso)選手にエルモソさんの意に反してキスしたことで、エルモソ選手が性暴力(sexual assault)を訴え、裁判所に提訴したものです。

 日本は、私の目からみると性差別に対して非常に鈍感(≒性加害に寛容)だと思っているのですが、ヨーロッパではそうでなく、英国のBBCワールドサービスでは昨日(2月10日)この事件について「The Global Story」という番組で取り上げました。

 私も日本標準時20時32分からの(9,580 kHz 東南アジア向けフィリピン中継)放送を聴きました。普段は右から左へ聞き流している番組ですが・・・

 事件の背景について様々な議論があったのですが、その中で、ジェンダーおよびアイデンティティー担当のソフィア・ベティザ(Sofia Bettiza)記者がスペインからのレポートとして、スペインでは1930年代から1975年までの長期に渡り続いたフランコ(Francisco Franco)独裁政権の下で女性の権利が厳しく制限されていて、彼の死後、解放された国民の間で権利意識が高まっていったと言っていました。ですから、スペイン国民は(性)差別、人権、多様性といったことに関し敏感であるということのようです。

<フランシスコ・フランコ>

 

 放送内容を詳しく書くと「ネタバレ」になってしまいますので、興味のある人はBBCワールドサービスのホームぺージ内にあるここを覗いてみてください。

 もし、日本女子代表がワールドカップで優勝し、表彰台で宮本恒靖会長にキスされたら・・・

 その選手はどうするでしょうか? そんなことありえんか。

 

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