なごやんのBCL史(番外㊱)国際放送冬の陣 | (新)なごやん
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名古屋からJリーグ アルビレックス新潟に熱い思いを送ります。旺盛な好奇心そのままに、アルビネタに留まらず、鉄道、芸術、BCL(ラジオ放送受信)、昆虫、等々、思いつくまま書いていきます。
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 10月24日にヨーロッパ等での夏時間が終了し、各国の国際放送の時刻や周波数が変更されました。番外㉗に書いた、私がよく聴き、お勧めしたい放送局の変更スケジュールは以下の通りです。

 赤字は変更後の時間と周波数です。


中国国際放送(CRI 日本向け日本語放送→周波数変更)

 0700-0800 5985 7440 kHz

 0800-0900 9695 9720 kHz

 1900-2000 7325 9440 kHz

 2000-2100 1044 7260 7325 kHz

 2200-2300 1044 7325 7410 kHz

 2300-2400 1044 7395 7410 kHz

 0000-0100 1044 5980 7220 kHz

 本日時点でホームページでのアナウンスはありませんが、10月25日に周波数が変更されました。

  国営放送ですから、ニュースは明らかに国策に沿ったものです。しかし、というか、だからこそ、中国(国家権力)の現在の考えを知ることができ、日中関係を含む、国際情勢を考える上で有用です。


 ニュース以外の番組はかつてと比べれば軽くなり、気楽です。

 が、気楽さゆえ、私としては興味半減です。


 中国語の好きな人、得意な人、中国語を学んでいる人にとっては役に立つ番組がたくさんあります。

 中でも「局アナに学ぶ声に出して読みたい中国語」は中国の小学生が使っている教科書をアナウンサーの朗読で学ぶ番組で、中国語を知らない人でも興味を持てると思います。私のお勧め番組です。


ベトナムの声放送(VOV 日本向け日本語放送→朝lの放送中止)

 2000-2030 9840 12019 kHz

 2100-2130 同上

 2300-2330 同上

 0700-0730 →9月7日中止

 この放送局も国営で、ニュースには基本的に国の考えが映し出されます。多民族国家ですが、国をどこかの民族に同化させようなどという意図は見られず、それぞれの文化の紹介があったりして、いわば、「開かれた社会主義」を展開していることがわかります。


 新型コロナウィルス関連のニュースは最近少なくなり、南シナ海の島嶼を巡り、中国を牽制する報道が多くなってきています。


 朝の日本語放送が中止になったのは残念です。


ラジオ・タイランド(日本向け日本語放送→休止)

 2200-2215 →10月1日休止

 9月30日をもって、日本語放送は休止しています。再開されるかどうかは不明です。

 同じ時刻にはワールド・サービスとして9940 kHz(本来なら日本語放送の冬用周波数)で英語放送が送信されています。

 国営放送ゆえか、内政のゴタゴタ(若者の反政府デモ、王制改革要求等)はほとんど報道されません。

 国営放送ともなると、政治体制の如何を問わずこんなものなのでしょう。

 とは言え、この時間帯の英語放送のビームは日本を向いていますので非常に強力で、日本語放送同様、良好な受信状態が得られます。

 小島秀美さんの「こんばんわー。」、「今日のニュースの項目でーっす。」という独特のアナウンスメントを聴くことができないのは寂しいですが。


ルーマニア国際放送(RRI 日本向け英語放送→放送時刻、周波数変更)

 0800-0900 6090 7325 kHz

 英語放送ですが、日本にこの局のファンがたくさんいて、「DX Mailbag」 や「Listeners' Letterbox」 の時間には日本からの報告やメールが頻繁にというか、ほぼ毎回紹介されます。

 

 ニュースでは必ずルーマニアにおける毎日の新型コロナウィルス感染(COVID-19)状況が報告され、国会の動き、野党の考えなど幅広く報道されます。

 COVID-19についてはルーマニアに留まらず、EU、さらには世界の情報も幅広く伝えられます。


 一方、フィーチュァーものでは当然かもしれませんが、チャウシェスク独裁政権時代に対する反発が強く、それが、時に反ロシア的な論調になります。冷戦時代のルーマニア市民にとっては、旧ソ連邦の圧力に対峙しつつ、チャウシェスク独裁の下で生きてきたとういうことなのでしょう。


 他のレギュラー番組は日本のNHKラジオなどとは比較にならないほど洗練され、格調高く、私にとっては「聴かずにおれない」放送です。

 最近では米国の社会学者/言語学者ノーム・チョムスキーの著書「How the World Works」をルーマニア語に翻訳したパウル・ガブリエル・サンドゥチョムスキーのオンラインディベートとか、思春期における哲学教育の課題、新型コロナ禍における心理的ストレス、教育など万国共通の問題等々、聴いていて全く飽きることがありませんし、勉強になります。

 音楽番組も充実していて、主としてクラシック音楽の番組である「Music Highlight」や、ポップス系の「Hit of the Day」、民俗音楽では従来の「Truly Romanian」 に加え、「Simply Folk」という番組ができたりして、幅広く気軽に楽しめます。


 聴き始めるとのめりこんでしまい、あっと言う間に1時間(実質55分)が過ぎてしまいます。そのため(言い訳です)メモを取る時間もとれず、報告書が書けません。基本的に録音しない私ですから。


 ファンが多いのもうなずけることで、日本語放送はありませんが、私としては一押し放送局です。

 特に高校生の皆さん、是非聴いてみてください。決して難しい英語ではありません。


 夏時間最終日の日本向け英語放送(日本時間10月25日07時~08時)の9790kHzは皮肉にも最近では最も良好な受信状態(SINPO-55544,ローカル放送並み)で聴くことができました。


 冬時間変更日の昨日、各局を一通り聴いてみましたが、CRI では0時からの 5980 kHzがローカル局並みの受信状態でした。

 

 ベトナムの声の23時からの放送、9840 kHz は時折、5kHz上の中国の放送の混信を受けるのですが、昨日は全く混信なく、良好に受信できました。

 

 RRIは結構混乱している印象でした。

 ニュースをすっ飛ばしたり、公表された番組と実際放送された番組が違っていたりとか。

 まあ、これはご愛敬ということで。

 そのうち落ち着くでしょう。


その他

 このほか、比較的良く聞こえる宗教放送以外の日本語放送としてはソウルのKBSワールド、ピョンヤンのチョソンの声、タイペイの台湾国際放送、ウランバートルのモンゴルの声などがありますが、私にとっては内容がイマイチで、ほとんど聴いていません。KBSワールドは結構ファンが多いようです。


 秋の夜長、そして早朝、外国からの放送に耳を傾けるのもよいのではないでしょう。


ということで、Good listening !


これまでのBCL史はこちらをご覧ください。


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