いつも御覧いただきまして、誠にありがとうございます。
前回、編み込み式タイプの本革ステアリングカバーを、購入した内容に付いて、
にて、詳しく紹介させていただきました。
今回は、この購入した編み込み式タイプの本革ステアリングカバーの、編み込み作業に
付いて、詳しく紹介させていただきます。
作業を行うのは、完全素人の私自身が行いますので、出来上がりが多少不細工でも、
なま温かい目で見ていただければ幸いです。
では、早速作業を行っていきます。
作業を行う前に準備したのがこれです。

編み込みを行う為の準備として、ハサミ、ライター、そして両面テープです。
ハサミは、何となく使うところが解ると思いますが、ライターは、糸の先っぽの
部分を火で炙り、ほどけて来ないようにする為に、糸の初め部分と終わり部分を、
炙って纏めます。
両面テープは、編み込み出来ない部分がありますので、この部分を両面テープで
貼り付けして、隙間とたわみが出来ないように、使用します。
作業を行う前のステアリングがこちらです。

作業を行う前は、こんな感じです。
ごく普通のステアリングですね。
このステアリングに対して、本革カバーを取り付けしていきます。
ステアリングに本革カバーを被せて位置を確認します。

ステアリングに対して、本革カバーの方が、結構小さめです。
強く引っ張りながら、ステアリングに被せていきます。
この時、左右の赤い部分が、左右均等になるように、位置決めします。
この位置決めが、肝心です。
普通のカバーだけの商品と比べ、後から位置をずらす事が不可能なので、
この時の位置決めが、大変重要です。
十分納得が出来るまで、位置合わせしておきましょう。
編み込み出来ない部分に両面テープを予め貼り付けておきます。

ステアリングには、編み込みして固定出来ない部分が、必ずあります。
なので、この部分をしっかりと固定させる為にも、両面テープが必要です。
予め、必要なところに、両面テープを貼り付けておきます。
そしていよいよ、編み込み作業開始です。
手前の一部分だけ編み込みした時の様子です。

先ずは、一番下の場所から、時計回りに4分の1程、編み込み作業をしてみました。
最初からきっちりと締め込む事はせず、予め穴あけされているところに、赤い糸を
通すだけにします。
そして、ある程度糸通しが出来ましたら、通した糸を締め上げていきます。
この締め上げ作業がポイントで、多少綺麗に見えなくても、しっかりと締め上げして
いく事で、綺麗な編み込みになってきます。
こんな感じで、ステアリングを一周編み込みしていきます。
出来上がりはこんな感じです。
一通り編み込み作業が完成したの状態です。

運転席に座った状態では、ステアリングの全体が、うまくカメラに収まりません。
なので、後部座席から、撮影してみました。
後部座席から見た編み込み式本革ステアリングカバーの完成状態です。

如何でしょうか。
自分自身の評価では、まぁ80点といったところでしょうか。
プロの方が作業すれば、更に綺麗になると思いますが、私自身が使うだけなので、
この程度で十分です。
ちなみに、この編み込み作業ですが、約2時間30分程掛かりました。
夜明け前に家を出て、人が殆どいないショッピングモールの駐車場端っこに、愛車を
止めて作業を行っておりました。
編み込み作業が完成する頃には、買い物客の車が、駐車場へ入って来るのが見えました。
さて今回は、本革編み込み式ステアリングカバーの編み込み作業に付いて、詳しく
紹介させていただきました。
これでまた、愛車に乗るのが楽しくなりました。
最後まで御覧いただきまして、有難う御座いました。
