コロナを車検に預けた際に貸していただいた代車は、平成23年式のプレミオでした。

ただのプレミオではなく、フル型式で表記するとDBA-ZRT261-AEXGP(S)となる、最上級グレードの2.0G“SUPERIORパッケージ”です。

しかも、タダの最上級グレードではなく…
270万円する本革&運転席パワーシートになるプレミオの最上級グレードに、VSC&TRC、寒冷地仕様、AI-SHIFT対応のライン装着HDDナビ、インテリジェントパーキングアシスト、G-BOOKXm用通信モジュール、ライン装着のビルトインETCとほぼフルオプション車でした。(メーカーオプションの総額は約60万円です。)
ディーラーオプションも、専用のフルセグテレビチューナー、ステンのエッジガード、ウエルカムライト、4方向のコーナーセンサ、オートリトラクトドアミラー、高いほうのフロアマット、ラグジュアリータイプハーフカバー、トレイ式トランクマット、ドアバイザーと抜かりなくついておりました。(ディーラーオプションの総額は約20万円です。)

定価で考えると乗り出しで400万円近く掛かるプレミオです。
世間様が考えるよりは150万円近く高いとおもいますが、その値段に見えないところがミソです。
この個体についていた装備の中には、先ごろの小改良でカタログ落ちしてしまった装備が付いていまして、現在購入可能な新車より、痒いところに手が届く装備が充実しています。

惜しいところは、オプション塗色のパールホワイトクリスタルシャイン(#070)ではなく、ブラッキシュレッドマイカ(#3R0)だったことです。

ここまで完璧装備に揃ったのは珍しいのですが、ライン装着HDDナビとVSC&TRCを装着したスーペリアは、そこそこ見かけます。
ボディカラーは、ベタにパールホワイトが多いかな?

金曜日の夜に借りて水曜日の夕方に返したので、結構な距離を乗りました。
13,600km台で借りたのですが、途中でオドメーターは14,000kmを超えました。

今シーズンの車検関連で借りた代車の中では、最も燃費が良かった(フーガの2.5倍ぐらい走りました)ですし、5ナンバーセダンなので初めて入る城下町の細い路地でも取り回しは楽でした。
トランクスルーがついているセダンなので、その気になれば車中泊が出来るのも魅力のひとつかもしれない。

補足
ディーラーで引き取った車でして、前オーナーさんは運転を引退されたそうです。
3年落ちで、1.4万km少々で傷ひとつない内外装。。
パールホワイトだったら、ネタ感満載過ぎて購入していたかもしれない。