クズ田とのなりすましメールで

クズ田ブー子が黒と確定して、

この恨み晴らさずにおくものか…

と鬼の形相だったに違いないサレ美。

 

翌日、シ太郎にメールしました

電話だと、上手く伝えきれない気がしたので。

 

 

一時帰国中、クズ田からお誘いのメールが来ていたので、私がなりすましでメ返信メール送ったこと。

それから暫くなりすましで、やり取りが続いたこと。

その結果、シ太郎とクズ田ブー子が不倫関係にあったことがわかったこと。

この件で、クズ田にも慰謝料を請求することなどを

淡々と書いたと思います。

 

 

「彼女とのやり取りでいろいろ分かりました。

 

前の赴任地から帰って、オープンして2年の小料理屋で客と店員という立場で知り合ったこと。

それから9年の間にいろいろあったようですね。

そして、昨年11月の出張の時には、高級ホテルに呼んであげたんですね。

日替わりでゴリ絵呼んでましたね。

 

今回よく分かりました。

結婚してから、何でこんなに何度も浮気されるのか。

私はあなたのDNAを持った子を産んで、育て、そしてあなたの親の世話をするための道具でだった。

あなたにとって、私は「女」ではなかった。

夫として、お勤めを果たす。

お楽しみは外でってことで。

 

私ももっと女として正直に生きられたらよかったな。

 

あなたの浮気は、私があなたの所に行って、今までよりあなたと近くなったと感じていた時にも進行していたわけで…

つくづく私の存在意義は何なんだろうって思います。

 

 

 

 

取り敢えず、こちらについても誓約書を書いて頂きたいです。

あなたが私にできる唯一の償いですから。

 

あなたはこの方とは何もないと言い続けました。

また嘘をつきました。

何でもない相手なら、私の目の前で電話してと言ってもしらばっくれました。

後に楽しみを続けたかったからですね。

 

ゴリ絵にも、ブー子にも落とし前はつけてもらいます。

私だけがこんな目に遭うのは納得がいきませんから。

 

誓約書を書かないというのであれば、このまま私たちも我が家も空中分解ですね。

そろそろあなたも こんな私に我慢ができなくなってるかもしれませんね。

でも、それ以上に苦しいのは私ですから。

ここ数日、私がどんな気持ちで彼女とメールしていたか…

あなたには理解できないでしょうね。」

 

 

ムキーキーっとなって、

「クズ田ともやってたのねー、白状しなさい!」

みたいな勢いはなかったと思う。

 

 

 

このメールに対してのシ太郎の返信、探してもないんです。

多分、電話がかかって来たんじゃなかったかな…

 

よく覚えていないんですが、

その時のシ太郎は、

諦めというか、

なんか私を憐れむというか…

呆れてる感じで…

 

そんなことまでしたの?

とため息をついていました。

 

「分かったよ。

サレ美の好きなようにするといいよ」

と、そんな感じだったと思います

 

ゴリ絵の時のように、大量の写真が出て来たわけじゃないし、

なりすましメールくらいじゃ、大したことにはならないだろうって高を括っていたのかもしれない。

それと、この時私が日本にいたのは、家族にとって大事なことをやるためだったので…

シ太郎としては、私をなだめて、そっちに集中してほしいっていうのもあったかもしれない。

傍にいられないから、何をしでかすかわからない状態に戻って欲しくないと強く願っていたに違いない。

 

目の前にシ太郎がいたら、

それこそ、泣きわめいて、当たり散らして、感情爆発させていたに違いないのだけど、

シ太郎は遠い空の下。

私には日本で母として嫁としてやるべきことが山積み。

だから、いつもの優等生サレ美として、何もなかったように、

淡々と、やるべきことをやる。

 

そう、淡々と、ゴリ絵とブー子を地面に埋める。