19日。湘南シーレックスがついに最終戦を行いました。
本拠地横須賀スタジアムで行われる湘南名義での試合が観られなくなるというのは寂しい。
横浜ベイスターズの2軍が
湘南シーレックスという名前で誕生した時は
「ついに日本もこの時が来たか・・・」と感動したものでした。
私は、少年時代野球をやっていて
まぁ~40歳以上の少年は大体80%が野球少年だと思う。
それで大好きな南海ホークスの2軍の試合を観戦しに
中モズ球場まで毎週末通っていました。
地域密着で応援できる
また堺市民にとって、わざわざ難波の大阪球場まで行かなくても
グリーンのユニホームの憧れのホークスのプロ野球選手が観れるのです。
幸せでした。
そこで!小学3年の時の私は、
この中モズ球場での南海ホークスの2軍を
「堺グリーンホークス」と勝手に名付けて応援していました。
アメリカのベースボールは、
メジャーの各球団傘下にある育成組織のマイナーリーグが存在しています。
それは、AAA、AA、アドバンストA、A、ショートシーズンA、ルーキーリーグと
6つのカテゴリーに分かれそれぞれの中で複数のリーグが存在しています。
そこのチームの冠に地域の名前がクレジットされて、
それは村や町レベルでのチーム名を名乗ることもあります。
それほどまでに、地域密着型で
しかも選手の給料はメジャーから支払われるんですが、
それ以外はすべて独立採算制で行われるんです。
そういう意味で
日本でもこのスタイルで地域密着で楽しめるようにと始めたのが
この湘南シーレックスだったわけです。
日本でも独立リーグが生まれたわけですから
例えば、プロ野球の傘下に2つくらいのカテゴリーを作って
今の2軍は今まで通り、イースタンとウエスタンの2つに分けて
その下の3軍リーグには、北海道・東北、関東、北陸・信越、東海、関西、中国、四国、九州・沖縄の
8つくらいのリーグを作って、そこに地元の独立リーグのチームや市町村が支援する社会人クラブチームなども交えてリーグ戦をやっていく。
そしてもちろんチーム名の冠には、市町村の名前がクレジットされます。
そうして子供たちが野球に興じて、しかも今より多くの夢のあるプロ野球選手が生まれるんです。
地元の球場に集まって毎週末応援したり、
会社帰りに急いでお父さんは帰宅して、試合を観た後で近所のお店で食事やちょっと1杯。
地元の商店街とかも盛り上がるのに・・・
なんかさ~
そういう意味で残念なんです。
これからなんですよ!あらゆるスポーツがすべて・・・
そして何度もいうけれど、
やっぱり今一番大切なのは、絶対に地域密着なんです。
それは
大学などの学生スポーツもそうです。
そのコミュニティーがすべての基本で、それが夏祭りや秋祭りや
運動会や文化活動や・・・そうやって結束を作り、
なかなか行き届かない政治の力も、スポーツが育むんです。
いいなぁ~って・・・
私の少年の頃からの夢です。
日本のプロ野球が地域密着になるということは、これほど必要だと思えるのですが・・・