自分がネトゲと出会うきっかけになったのが、ネットカフェでした。


当時は高校生くらいで、ちょっとヤンチャな時代だったから、荒くれ者が集う高校に通ってたせいで、自宅からの通学時間は片道1時間っていう過酷な距離。


朝の時くらいに授業が始まるが、集中力のないヤンキーが夕方までいるわけもないので、12時には学校が終わるって仕組みでしたね。


私立より授業料は高かったと思う。


そんな学校に通ってて、お昼ご飯代として貰ってたのは500円っていう…。


遊ぶお金は与えない主義な家庭に生まれた…ではなく、普通の高校を1年くらいで放棄したらこうなっただけで、完全な自業自得です。


それでも遊びたい盛りなので、何とかしてお昼と両立出来ないか…と田舎の繁華街を探索したら、ネカフェに行き着いたというものでした。


ランチ付きのパックで500円だったので、ちょっと大人ぶりたい気持ちとかで入店。


オープン席みたいなとこに案内されて、フリードリンクとランチ、漫画は読み放題…天国かよって思ってましたね。


オープン席だけど、パソコンもありまして、当時のデスクトップが20万くらいだったんで、パソコンというものに無縁でした。


授業でもパソコンとか使ったやつあったけど、みんなマインスイーパーとかソリティアやってましたね。


なのでネカフェのパソコンがどういうもんかは知らないんです。


とりあえず無料って書いてあった韓国発祥のネトゲ『ポトリス』に出会いました。


ポトリスはドットの兵器を模したキャラが戦うゲームで、1vs1〜4vs4まであったり、チャット機能もあって、リアルタイムでやってるのが凄く斬新で面白かったですね。


基本的なゲーム性は攻撃で相手を倒すか画面外に落としたら勝ち、相手を全滅させる…といった簡単操作でした。


キャラは10体くらい居て、メインは攻撃力は弱いけど地形を削れたり、サブは高火力だったり、その逆パターンもありました。


攻撃方法は至ってシンプルで上下で射角、左右で移動、スペースの長押しでパワーを決めるという感じで、簡単そうだけどフルパワーでやると明後日の方向に飛んでいくっていう…奥が深いゲームでした。


アイテムで回復とか、テレポート、2回攻撃とかもあって、戦略ゲームですね。


この日をきっかけにネカフェに行くようにはなりましたが、そこまでハマった…という結果にはならず、単純に楽しく遊べたというだけでした。