VICTORカタログ記載の張り方(80ホール編) | 大阪府交野市バドミントンガット張りの店「ネットイン」ブログ

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バドミントンのガット張り職人、通称まめ店長のお店「ネットイン」のブログ。
バドミントンやガット張り、日々感じた事を書いていきます。

こんにちは、ネットインの田主です。

今回はビクターのカタログに載っている張り方(1本張り)を私なりに解釈し、試してみました。

ちょっと変わってるな~と感じたのは下記の2点。
・縦糸を張る際、2本張りの時のように
 9本目→11本目→10本目と張る。
・横糸のトップも同様にトップから
 3本目→1本目→2本目と張る。

では、早速張ってる様子を

縦糸を全て張った状態。
センターより10本目(端から2本目)でクランプしています。
 

ロングサイドは2個上の穴は通し、
ショートサイドは1個上の穴に通します。
このラケット(メテオ)は80ホールなので、
縦糸の終わりとショートサイドの穴との感覚が狭くあまりおすすめ出来ないパターンです(笑)
76ホール(ジェットスピードやスラスター)、72ホール(ブレイブソード)なら大丈夫ですよ。
  

縦糸と同じテンションでショートサイドを仮止め。
 

縦糸より2ポンドアップでロングサイドを張っていきます。
(しごきは無しで整えるだけ)
  

横糸上から6本目まで張り
 

横糸の上5本は縦糸と同じテンションで張ります。
 

横糸の最後の2本は縦糸の最後と同様、
1つ飛ばして戻るパターン。 
 

ノットテンションで引っ張っりノット。
 
 
ショートサイドは縦糸と同テンションで
  
 
こちらは飛ばして戻ったりせず普通に下まで張ります。
 

出来上がり!
 

KIZUNAジャパン Z66 鋭技 を 縦26、横28ポンドで張りました。
フレームの変型具合は、
       原型   張り上げ後
12-6時 236.5mm 236mm
10-2時 166mm  165mm
  9-3時 187mm  186mm
  8-4時 170.5mm 170.5mm 

ストリング長は、全体で12本半。
ショートサイドが4本半で足りました。
 
P.S.
飛ばして戻って張る為、フレームを這うストリングが多く、くどい感じです(笑)
トップ ノット側


 ボトム ロングサイド
 

ボトム ショートサイド(ノット側)
 

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