5月中旬のことです。
新潟県の笹ヶ峰に行きました。
標高が1300m程の高原地です。
夏、牛などが放牧される場所でした。
早朝から、コルリの囀りが響きます。
但し、声はすれども姿は見えず……
散々歩き回りましたが、藪の中でした。
枝に小鳥を見つけ、期待しましたが……
モズを見つけただけでした。
林道を歩いてみます。
『熊出没注意』の看板が立っていました。
熊よけ鈴、熊よけ笛、熊よけスプレー。
可能な限りの個人武装で臨みました。
やはりコルリは囀りのみです。
何かが藪から出てきましたが……
キビタキ♀のようでした。
樹を突く、大きな、間延びした音がします。
かなり下方から聴こえてきました。
藪の隙間から、音の正体を突き止めます。
オオアカゲラでした。
朽ちた樹の根元を好む傾向があります。
アカゲラやアオゲラ等は判別困難でしたが……
位置と大きさで判別できる時もあります。
目の前にキバシリが現れました。
距離は10mもありません。
アタフタしている内に、スルスルと上へ。
痛恨の失敗でした。
辛うじて、後ろ姿だけ撮影します。
ホオジロやヒガラも観察できました。
クマではない、大きな動物に遭遇します。
ニホンカモシカでした。
目が合った瞬間、林の奥に逃げて行きます。
あっという間の出来事でした。
写真は間に合いません。
林道での単独行動が不安になりました。
野鳥観察者どころか観光客にも会いません。
それ以降は、開けた場所を選びます。
数組の観光客を見かけ、ホッとしました。
葉の陰に、小さな鳥を見つけます。
芋虫を獲って食べているようでした。
その正体を突き止めようと、待ちます。
頬の黒斑のないスズメでした。
ニュウナイスズメです。
淡い栗色なので、♀でしょう。
活発に過ごしていました。
5月の笹ヶ峰で探鳥するのは、確か2度目です。
初めての時は、あまり見つけられなくて……
何年も経ち、目と耳が養われました。
様々な野鳥や野生動物を観察します。
次回に続きます。





