田圃に降る声(オオヒシクイ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

11月下旬の事です。

下越地方で探鳥を行ないました。

 

瓢湖で、水鳥の観察を終えます。

次の目的地、福島潟に向かいました。

車で20分程で到着するはずでしたが…

途中で白鳥の群れを見つけます。

コハクチョウでした。

 

 

 

田圃で採餌をしています。

目の前の集団も大きいのですが…

奥にも他にも、存在していました。

割と広範囲に点在しています。

 

 

 

上空から鳴き声が降ってきました。

オオヒシクイが飛んでいます。

飛翔していたのは数羽でしたが…

着地点を確認して、その場に向かいます。

 

 

 

 

遠くに、群れを確認しました。

田圃の中で、餌を食べています。

マガンやオオヒシクイでした。

 

 

 

 

舗装路をゆっくりと車で進みます。

小集団が周辺に散在していました。

皆、首をあげて警戒しています。

…私が邪魔をしてしまいました。

 

 

 

 

全体的にマガンが多めでした。

嘴基部の白色部の無い幼鳥が多めです。

オオヒシクイと仲良く群れていました。

 

 

 

 

中には亜種ヒシクイっぽい個体もいました。

下の画像では、中央の左側の個体です。

見る角度の影響もあるのかもしれません。

 

 

 

 

大群だと、必ず探す対象がいます。

目を皿のようにして探しますが…

なかなか見つけられません。

 

ヒドリガモならば、アメリカヒドリ。

コガモならば、アメリカコガモ。

白鳥ならば、アメリカコハクチョウ。

オオヒシクイならば、ヒシクイ。

マガンならば、カリガネ。

ハクガンならば、アオハクガン。

 

発見すると、独りで密かに喜んでいます。