前回の記事は、こちら─、
『「 博士課程出身者は企業では使えない 」というのは本当か!? 』
実際─、
指導教授などと言うと聞こえは良いが、
内情は─、
民間企業などとは比べ物にならないくらいの、
熾烈な競争社会であり、
世界中の研究者たちと、日夜、凌ぎを削っている。
藤原正彦氏の言葉を借りるなら、
「 二番目に発表された論文など、鼻クソと同じ 」
であり─、
当然、そこには時差など関係ない。
特に─、
独立行政法人化されてからは、大学も、
何をするにも「申請」が必要となり、
教授の先生方は書類仕事に忙殺される一方で、
研究費を賄うために、
自らスポンサー ( 出資企業や共同研究企業 ) とのパイプを、
構築して行かなければならない。
今日の大学における研究ビジネスとは、まさに、
一分一秒が明暗を分ける、超ブラック企業なのだ。
さて─、
そのような者たちを、さらに上から統率するためには、
そのリーダーには、どのような資質が求められるだろうか?
( 次回へつづく... )
『 優秀な人間は、他人がバカに見える!? 』