前回の記事は、こちら─、
『 一人だけで始められるベンチャー企業はほとんどない。でも秘密裡にやることにも利点はある。』
3~4ヶ月から、長くても半年をめどに、
( 過去、私が手掛けた製品では、開発に7ヶ月を要したものもあったが… )
とりあえずコアとなる基本機能のみを実装した、
Ver 1.0 ( Ver 0.5 でもよい!) を形にして世間に押し付けてみる!
そして─、
反応があれば、次の展開を考える。
反応がなければ、それまで。
ソフトウェアなんて、本体と解説ページを合わせても、
せいぜい数メガバイト。
ギガ単位のレンタルサーバーを、月額数百円で、
利用できる昨今においては、使い切れないくらいの容量だ。
アップしたまま、多少、放置していたとしても、
容量を圧迫するようなサイズでもない。
そして─、
ネットにアップしていれば、そのうち、
誰かの検索の網に引っかかることもあり得る。
こうして─、
トライ&エラーの回転を速める、
と言えば聞こえは良いが…、
要するに─、
「 "下手な鉄砲も数打ちゃ当たる" 戦略 」
と言うわけだ。
そして─、
それが可能なのが、ネットビジネスでもある。
最近でこそ─、
「 ネットは簡単に稼げる 」
などという安直なキャッチコピーには、
世間も反応しなくなったが、
それでも─、
当初、業界がそのような触れ込み一色に染まったのは…、
かつて─、
商売を始めるとなると、店舗を構え商品を仕入れて、
そのための初期費用として、
最低でも、数百万から数千万単位の資金を必要とした、
一個人にとっては、まさに一世一代の大博打であったのに対し、
ネットビジネスの場合、多少、奮発して高性能なパソコンを、
新規に購入したとしても、せいぜい 20 万円程度。
レンタルサーバーやドメインの取得費用、
月々の通信費等を含めても、
せいぜい月額 \5,000 ~ 6,000 円程度しか必要としない、
ビジネスは、やはり "簡単" なビジネスだと言えよう。
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