一人だけで始められるベンチャー企業はほとんどない。でも秘密裡にやることにも利点はある。 | サラリーマンの副業+在宅×必要悪ソフト

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人様から、お金を貰って提供できるだけの何かを形にするためには、最低でも10年は必要。確固とした専門スキルを持たぬ者が「大事なのはお客様」などと主張するのは持たざる者の言いわけ。それを、いかにして成すかを理解せぬ者が、何をするかだけを決めるのは間違いのもと。

前回の記事は、こちら─、
『 スティーブ・ジョブズが iPhone をリリースするに当たり、敢えてやらなかったこと!? 』



大企業は製品の出力のばらつきを抑えたがる。
大失敗を避けたいからだ。
出力のばらつきをなくすと低い点は消えるけれども、
高い点も消えてしまう。
でも大企業にとっては、それは大した問題じゃない。
大企業は、すごい製品を作ることによって勝つのではない。
他の企業よりも下手な手を打たないことによって勝つのだ。

( ポール・グレアム / 米のベンチャーキャピタル )



しかし─、



自分のような個人事業家が、大手と同じ "陣形" で、
戦いに臨んでも勝ち目はない。



大手が入り込んで来ない隙間を見つけて ( 作り出して )、
市場に斬り込んで行く必要がある。



しかし─、



そんな隙間が、おいそれと見つかるのなら、
誰も困りはしない。



であるならば─、



とことん、大手とは逆の道を行くのも、
一つの手である。



幸いなことに、個人事業であれば、
たとえ1つのプロジェクトに失敗したとしても、



誰に非難されることもなければ、
社内の反対勢力に、気を揉む必要もない。



そもそも─、



同僚などいないし、
それゆえに、根回しとも無縁だ。



もっとも─、



「 悔恨 」という名の厄介な批判者はいるが…。



一人だけで始められるベンチャー企業はほとんどない。
でも秘密裡にやることにも利点はある。
秘密のプロジェクトというだけで何かわくわくするものがあるし、
失敗したって誰にもばれないんだから、大胆な挑戦ができる。

『 知っておきたかったこと 』( "What You'll Wish You'd Known" )
http://practical-scheme.net/trans/hs-j.html



私は─、



これまで、ソフトウェアの開発販売に取り組んで来たわけだが、
昨今、ネットに接続していることが当たり前になった環境では、



ソフト本体を CD-ROM に焼いてパッケージにする必要もなければ、
紙媒体による取り扱い説明書を作成する必要もなくなった。



すべてはネットからダウンロードにより提供できるし、
バグフィックスやアップデートなども随時、可能だ。
( つまり在庫を抱える必要がない。)



だから…、



( 次回へつづく... )
『 かつて猫も杓子も「 ネットは簡単に稼げる 」と吹聴しまくった理由とは…? 』