スティーブ・ジョブズが iPhone をリリースするに当たり、敢えてやらなかったこと!? | サラリーマンの副業+在宅×必要悪ソフト

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人様から、お金を貰って提供できるだけの何かを形にするためには、最低でも10年は必要。確固とした専門スキルを持たぬ者が「大事なのはお客様」などと主張するのは持たざる者の言いわけ。それを、いかにして成すかを理解せぬ者が、何をするかだけを決めるのは間違いのもと。

何らかの商品を開発する場合、
大手企業なんかだと、



まずは─、



"マーケットリサーチ" なんてものをやるのだろう。



もっとも─、



大手企業では、そこで動くお金のオーダーも、
人員の数も、それなりに大がかりなものになるだろうから、



プロジェクトをまかされた、担当者も大変だ。
( 肉体的にも精神的にも… )



なぜなら─、



もし失敗でもしでかしたら非難の矛先は、
すべて自分に向けられることになる。



それだけは、何としても避けなければならない。



だから─、



何らかのアクションを起こす場合、周囲や上司にも、
話を通し、あらかじめ同意を得て、



後々、上手くいかなかった場合に備えて、
"共謀者" リストを作っておく必要がある。



「 あの時、お前も同意しただろ? 」



というわけだ。



マーケットリサーチとは、
そのための "下準備" であり、



市場のニーズを調査するなどと言うのは、
半分は建前に過ぎない。



実際─、



かの、スティーブ・ジョブズも…、



iPhone を世に送り出す前に、
「 iPhone ってのを作ろうと思ってるんだけど、どう思う? 」
などと世間に問うたところで、大した情報が、
得られたとは思えない。とにかく作って見せるしかない。



と後に述懐している。



もちろん─、



ジョブズのような希代の奇人を、一般の我々が、
真似るのはよくない。命取りだ。



だから─、



世間の大手企業は、これからも、
マーケットリサーチを、やり続けるだろう。



なぜなら─、



多くの大企業は、すごい製品を作ることによって、
勝つのではない。



他の企業よりも…、



( 次回へつづく... )
『 一人だけで始められるベンチャー企業はほとんどない。でも秘密裡にやることにも利点はある。』