前回の記事は、こちら─、
『 床に反射したようなパッケージ画像を作る⑰ ~ いよいよパッケージが完成!?でも落とし穴が… 』
よく見ると、前面部分と側面部分との間で、
高さに誤差が生じてしまっている!

別々に画像を作成して来たがゆえの副作用とでも言うべきか…!?
そこで、今回は苦肉の策ではあるが…、
前々回の記事『 床に反射したようなパッケージ画像を作る⑯ ~
側面部分を斜めに配置し床に反射 』
で、
以下のような、反射なしの側面画像も作成しておくことを、
お願いしたのを覚えておられるだろうか?

この画像を追加で読み込み─、

反射ありの側面画像の、後ろ側に配置する。

この前後関係の指定は、レイヤービュー上で、反射なしの側面レイヤーを、
反射ありの側面レイヤーの下に移動させることによって可能となる。

こうして、反射あり側面画像の背後に配置した、反射なし側面画像を、
誤差が生じていた前面画像の上部の位置にピッタリと合わせる。

これで、前面部分と側面部分との上下がピッタリと一致した。
最後に、完成したパッケージ画像を一枚の画像ファイルとしてエクスポートしよう。
反射付きの前面画像、および、側面画像は、ルピカロアで作成した際に、
512×512 サイズで作成しているので─、
『 床に反射したようなパッケージ画像を作る⑮ ~ 前面部分を斜めに配置し床に反射 』
『 床に反射したようなパッケージ画像を作る⑯ ~ 側面部分を斜めに配置し床に反射 』
そのままのサイズで出力すると、周囲に余計な透明部分が含まれてしまう。
そこで、まずは透明部分のトリミングを行う。
これにはまず、「 画像 」メニュの「 可視レイヤーの統合 」を実行する。

「 レイヤーの統合 」ダイアログが表示されるので「 対象レイヤーを内包するサイズ 」
( デフォルト ) を選択し「 統合 」ボタンをクリック。

続いて、「 画像 」メニュの「 画像の自動切り抜き 」を実行。

これにより、透明部分を除いた画像部分のみが切り抜かれる。

こうして「 ファイル 」メニュの「 名前を付けてエクスポート 」を実行すれば、
ついに、パッケージ画像の完成だ!!

【 パッケージ画像完成!!】

当初は、これほど長丁場になるとは考えていなかったが ( 全 18 回 )、
実際に、私が取り組んだ製造工程を、ほぼ完全に網羅した恰好だ。
従って─、
もし、ご自身でも取り組んでみようと思われたとしても、
手順に迷うことは、ほぼないと思う。
ぜひ参考にしてみていただければ幸いである。
尚、今回はグリーン系の配色のパッケージを例に解説を試みて来たが、
これ以外にも、当サイト
では以下のようなパッケージを作成している。
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『 Personal StepMail 』( 無料 )
ご参考まで。