前回の記事は、こちら─、
『 床に反射したようなパッケージ画像を作る① ~ 前面グラデーションの作成 』
それでは─、
次に、前回の記事で作成したパッケージ前面部分のグラデーションの上に、
商品のタイトル文字や画像を配置して行くわけだが、
ここで使用するソフトが、
GIMP と呼ばれるフリーの画像編集、加工ソフトだ。
■ GIMP ( フリーソフト )
http://www.gimp.org/ ( インストーラー版 )http://portableapps.com/apps/graphics_pictures/gimp_portable ( ポータブル版 )

このグラフィックソフトは、フリーであるにもかかわらず、
市販のソフトと同等の編集、加工機能が備わっており、
コンテンツ制作においては、使えるようにしておくと、
何かと重宝するソフトの1つと言える。
もっとも─、
前回の記事で作成したグラデーションなども、
この GIMP で作成可能なのだが…、
海外のソフトとあってか、インストール作業等においても、
若干、分かりづらい面もあり、導入に際して少し解説を加えておきたい。
まず─、
GIMP には、インストーラー形式のものと、
ポータブル版と呼ばれる自己解凍形式のものとが存在する。
機能的には─、
どちらも、まったく同じだが、自己解凍形式なら、
レジストリが書き加えられたりすることもなく、
また─、
アンインストールの際にも、
解凍フォルダを、まるごと削除すれば、
スッキリ、ハードディスクから、
消去してしまえるという心理的手軽さから、
私は、もっぱらポータブル版を好んで愛用して来た。
まぁ─、
このへんは好みの問題なので、文字通り、
お好みで、お好きな方を選択すれば良いと思う。
いずれも─、
以下のサイトからダウンロードできる。
■ GIMP ( フリーソフト )
http://www.gimp.org/ ( インストーラー版 )http://portableapps.com/apps/graphics_pictures/gimp_portable ( ポータブル版 )
後は─、
インストーラーの手順に従って、
インストールを行えば良いわけだが、
初回起動時は、環境設定ファイルの作成やら何やらで、
多少、もたつく。
しかし─、
次回以降は、比較的速く起動するので心配は無用だ。
また─、
インストールが完了した段階でのデフォルト設定は、
英語モードとなっている。
日本語モードに変更するには、
「 Edit 」メニュの「 Perferences 」より、

「 Interface 」→「 Languate 」の項目を、
「 Japanese [ja] 」に変更し、Gimp を再起動する。

これで─、
GIMP が使用できる環境が整った。
それでは─、
次回から早速、このソフトを使用して、
パッケージ前面部分の、
商品タイトルの配置作業を行っていきたいと思う。
( 次回へつづく... )
『 床に反射したようなパッケージ画像を作る③ ~ 前面部分にタイトル文字を配置 』