前回の記事は、こちら─、
『 床に反射したようなパッケージ画像が作成できるソフトと言えば? 』
まずは、素材を作成していく。以下のパッケージ画像は─、
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【 側面部分 】 | 【 前面部分 】 | |
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上記のような「 側面部分 」と「 前面部分 」との、
二枚の画像を組み合わせることによって作成する。
では─、
まず、前面部分のグラデーションから作成して行こう。
前面部分の背景となる画像だ。
【 前面部分の背景グラデーション 】

ここで使用するのが以下のフリーソフトである。
■ JTrim ( フリーソフト )
http://www.woodybells.com/jtrim.html

簡単な操作で、画像にグラデーションや、エンボス、ぼかしなどの、
様々な加工を施すことが出来る。
このソフトも─、
2007 年 10 月 20 日の最終更新以降、
アップデートは行われていないようだが、
現在でもベクターの年間総合ランキングで、
上位にランクインするなど、依然、高い人気を誇っている。
これで─、
前面部分のグラデーションを作成していく。
まず─、
「 ファイル 」メニュの「 新規作成 」より、
キャンバスを作成する。

私が作成した冒頭のパッケージの例では、
前面部分を 256×288 というサイズで作成している。


パッケージの完成イメージからすると、
若干、大きいようにも思われるかも知れないが、
この後─、
この上に、商品のタイトル文字や画像などを、
配置することを考えると、これぐらいで、ちょうど良い。
次に─、
「 カラー 」メニュの「 グラデーション 」を選択する。


グラデーションの設定については、私が作成した、
パッケージの例では、以下のような設定を用いている。
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これで─、
前面部分のグラデーションが作成できた。
後は─、
任意の作業用フォルダに、名前を付けて保存する。

尚─、
こういった制作段階での一連の画像素材は、すべて圧縮による画質劣化が発生しない、
ビットマップ ( BMP ) 形式で保存しておくと良いだろう。
( 次回へつづく... )
『 床に反射したようなパッケージ画像を作る② ~ ついに高性能画像編集ソフト GIMP を投入!』