「 お客様のことを第一に考える 」と主張する人間の、よくある勘違い!? | サラリーマンの副業+在宅×必要悪ソフト

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人様から、お金を貰って提供できるだけの何かを形にするためには、最低でも10年は必要。確固とした専門スキルを持たぬ者が「大事なのはお客様」などと主張するのは持たざる者の言いわけ。それを、いかにして成すかを理解せぬ者が、何をするかだけを決めるのは間違いのもと。

前回の記事は、こちら─、
『「 お客様のことを第一に考える 」のは、会社の勝手!? 』



社内において売り上げをあげることは、
"善" であったとしても、



お客は、あなたの会社の売り上げに貢献するために、
存在しているわけではない。



たいていの場合─、



お客は、あなたの会社になど興味はない。



お客にとっての最大の関心事は、その商品やサービスが、
自分にとって価値があるか否かということだけ。



自分にとって、お金を出してでも、
手に入れる価値があるのなら、そうするし、



そうでなければ、そうはしない。
それだけのことである。



従って─、



あなたが、"お客様のことを第一に考えたい"
と主張するのは勝手だが、



お客からすれば、別に好いてもいない
異性からのラブコールと同じで、



考え様によっては、お節介な話でもある。



しかし─、



社内においては、とりあえず、
それに同調していれば、身は安全だ。



なぜなら─、



それが、企業という名の、
「 お客様一神教団 」における教義だから。



しかし─、



ひとたび、それに異を唱えようものなら、
たちまち「 異端 」とされ、



ビジネスを理解せぬ未熟者として、
ダメ出しを喰らう日々を過ごすことになる。



もちろん─、



それでもあなたが、
自分が提供できる商品やサービスを通じて、



お客様、ひいては、社会に、
貢献して行きたいとお考えであるのなら、



私が、とやかく言う筋合いはない。



または─、



ただ単に、自分の収入を、
増やしたいという理由でも良いだろう。



別に─、



志の高さが、売り上げに、
比例するわけではない。



ただ問題は…、



( 次回へつづく... )
『「 お客様のことを第一に考える 」と言える資格のある人間とは? 』