前回の記事は、こちら─、
『 詐欺に不況なし!? 』
技術者の世界では、腕の立つ人間は、
往々にして寡黙 ( クチ下手 ) である。
求められたものを、求められた期限内に、
開発できるのなら、
それ以上の説明を求められることはない。
逆に─、
腕が未熟な者は、往々にして多弁である。
己の腕の未熟さを、
弁で補わなければならないからだ。
つまり─、
腕が未熟であるがゆえに言い訳のテクニックが、
どんどん磨かれていくというわけである。
同様に─、
なまじっか自社商品に自信がある会社は、
往々にして売る努力を怠るのが常だ。
逆に─、
なかなか売れないような商品を扱う者たちは、
それゆえに─、
"どうすれば売れるのか?"
ということを、必死になって考える。
そのような両者が、もし出会ったとしたら、
そこに─、
どのような企業が出現するのだろうか?
もちろん─、
「 オレオレ 」
などという、セールストークは、
論外であるとしても…。
( 次回へつづく... )
『 詐欺のテクニックはハッカーにとっても必須だった!? 』