ヘンリー・フォードが語った、顧客に耳を傾ける際の戒めが衝撃的! | サラリーマンの副業+在宅×必要悪ソフト

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人様から、お金を貰って提供できるだけの何かを形にするためには、最低でも10年は必要。確固とした専門スキルを持たぬ者が「大事なのはお客様」などと主張するのは持たざる者の言いわけ。それを、いかにして成すかを理解せぬ者が、何をするかだけを決めるのは間違いのもと。

前回の記事は、こちら─、
『 私が経験した、お客さまの声に耳を傾けてはいけなかった事例 』



かつて─、



ヘンリー・フォードは次のように語ったと言う。



もし顧客に、彼らの望むものをたずねたとしたら、
彼らは「 もっと速い馬が欲しい 」と答えていただろう。

( ヘンリー・フォード / フォード・モーター創業者 )



自動車の歴史を振り返る限り─、



このような顧客の言葉に耳を傾けることは、
バカバカしいことであるということは、



言うまでもないことであろう。



顧客の真意を読み解くなら─、



彼らは、より速く移動できる手段が、
欲しかったということであり、



当時の人たちにとって、
"早く移動できる手段" と言えば、



「 馬 」というイメージでしかなかった、
だけのことである。



従って─、



顧客の言葉に「 耳を傾ける 」ということは、



決して─、



顧客の言葉を「 鵜呑みにする 」
ということではないということだ。



今回の例で言えば─、



クライアントが望んでいるのは、



コンピュータに不慣れな者でも、
容易に使いこなせるインターネットテレビ電話、



ということであり…、



当然─、



動作面においては、起動も速く、
機能は多過ぎず少な過ぎず、



画面上の邪魔にならない位置に、
邪魔にならないサイズで配置できて、



行ったクリック操作に対しても、
ストレスなく動作する、



と言うことは、暗黙的に含まれている。



従って─、



ブラウザ上で動作しているかどうかは、
実は、本質的な問題ではなく、



単に─、



ブラウザは、普段、
自分が容易に使いこなしている、



アプリケーションのイメージに、
直結したに過ぎない。



しかし─、



そのような想像上のイメージが、
実際に、それを実現した時に、



想像通りであるとは限らないのである。



( 次回へつづく... )
『「 あきらめる 」という行為に、つきまとうマイナスイメージを消す。』