サッカーの試合でよく─、
「 ゴールポストに嫌われた 」
などと言うことがあるが、
あれは本当に嫌われたのかも知れない。
こんなことを言うと、
ついにこのブログの管理人は、
気がふれてしまったのではないかと、
思われるかも知れないが、まぁ聞いてほしい。
人間、それなりに歳月を生きて来ると、
何やら目に見えない意思が働いたとしか、
思えないような出来事に出くわすことがある。
それは─、
運命などという大袈裟な話ではなく、
日常の些細なことの中においてである。
例えば─、
冒頭でも述べた「 ゴールポストに嫌われた 」などという、
表現も、なかなか言い得て妙である。
もちろん─、
ゴールポストに意思などあろうはずもない。
しかし─、
偶然が総動員してゴールを、
阻止しようとしたかのようにも思えるわけだ。
私は、かつて学生時代の一時期、オセロや将棋といった、
ボードゲームに魅了されたことがあった。
( と言っても腕は、さして上達はしなかったが… )
そんな折─、
ある知り合いのつてで、将棋の故米長邦雄名人の講演に、
足を運ぶ機会を得たことがあった。
その際─、
名人のクチから語られた言葉は、
大変、興味深いものであった。
まず─、
名人は将棋のことを、
ハッキリと○○のゲームであると語った。
( 次回へつづく... )
『「 将棋とは○○のゲームである 」( 米長邦雄 / 将棋名人 ) 』