前回の記事は、こちら─、
『 我が子はデジタルネイティブ!?父親と母親との間で浮き彫りになった認識のズレ 』
"こんな小さいうちから、
パソコンをさわらせるなんて良いのだろうか?"
これだけ情報化が進み IT 社会などと呼ばれるようになった、
今日においても、尚、
こういった考え方をする人間は少なくないように思われる。
聞くところによると─、
最近では、小学生の将来なりたい職業ランキングに、
「 ユーチューバー 」なるものが浮上して来ているそうで、
動画を作成するための、
小学生向けの教室なども存在しているらしい。
先日─、
あるニュース番組で特集されており、
私は、たまたまそれを観ていたのだが、
子供たちが数人でグループを組み、
自分たちが作成したい動画のイメージを話し合い、
試行錯誤を繰り返しながら、
動画作成ソフトを器用に使いこなして、
思い思いの作品を作り上げて行く、その光景に、
私は感心の眼差しを、そそがずにはいられなかったのだが、
番組のコメンテーターたちは、
例によって例のごとく(!?)、
「 今は ( 子供時代は ) もっと、草むらを駆けたり、山へ行ったり、
他にするべきことがあるんじゃないでしょうかね~ 」
などという─、
取って付けたような(!?)、コメントを述べていた。
私がソフトウェア開発などいう仕事をしている関係上、
コンピュータというものに対して、それほど、
抵抗を感じないという面もあるのかも知れないが、
それにしても─、
なぜ世間は、コンピュータと言うと、
途端に眉間にしわを寄せ始めるのだろうか?
もちろん─、
ユーチューバーになりたいなどというのは…、
野球選手や F1 レーサー、ミュージシャンになりたい、
などというのと、大して変わらないレベルの話だ。
実際─、
成育の過程においては、
運動に取り組むことも、芸術にふれることも、
他の学問に取り組むことも、必要なことではあるだろう。
そういったものの一環として、コンピュータに、
ふれていくことも、あってしかるべきではないのか?
もちろん─、
小さいうちからパソコンや端末画面を凝視して過ごすというのは、
決して目にも良くはないだろう。
また─、
かねてより、電磁波の影響なども懸念されては来た。
しかし─、
そんなことは、あくまでも取って付けた理由であって、
難色を示す理由は、もっと根深いものにあるように思える。
例えば、これが…、
( 次回へつづく... )
『 これぞ、外見よりも内面が大事であるという主張がウソであることの証明? 』