私が、かつていた、
ソフトウェア会社でのことである。
私の座席から、ほど近くで仕事をしていた、
当時、30 代前半の同僚 Y が、
20 代の後輩 F と、こんな話を始めた。
後輩 F:
やっぱ、ビジネス書とかって読んだ方が良いんですかね?
同僚 Y:
自分も以前いた会社で、そういうのを勧めて来た、
先輩がいたけど、正直「 バカじゃないの?」って感じ。
そんなもん読むより、実践あるのみ!
私は、その会話に、
加わっていたわけではなかったし、
また─、
加わる気もなかったが、
彼らがどんな考えを持っているのか、
なんとなく興味もあり、目の前の、
自分の仕事をしながら聞き耳を立てていた。
確かに─、
かく言う私も、かつては、そのような考えを、
持っていた時期があったことは否定できない。
( 次回へつづく... )
『 私がビジネス書を読み始めた理由とは? 』