優秀な探偵と、そうでない探偵との分かれ目は? | サラリーマンの副業+在宅×必要悪ソフト

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人様から、お金を貰って提供できるだけの何かを形にするためには、最低でも10年は必要。確固とした専門スキルを持たぬ者が「大事なのはお客様」などと主張するのは持たざる者の言いわけ。それを、いかにして成すかを理解せぬ者が、何をするかだけを決めるのは間違いのもと。

秀な探偵と、そうでない探偵との分かれ目は、
二番目の質問である。
二番目の質問は最初の質問と大筋では同じだ。
しかし、異なる答えを引き出すだけの違いが、
なくてはいけない。

『 ミスター・セバスチャンとサーカスから消えた男の話 』
( ダニエル・ウォレス ) より



私が、かつて新卒で入社した、
ソフトウェア会社にいた時の話である。



私が配属になった開発部門に、
社内でも一目置かれる優秀な先輩エンジニアがいた。



その先輩は、営業部からも総じて評判で、



ある時─、



一人の営業マンが、その先輩のことを、
次のように述べて称賛していた。



「 彼は何か質問しても「 ちょっと調べてみます 」
ってのが、ないんだよ… 」



私は─、



この話を聞いて、あっけにとられてしまった。



( 次回へつづく... )
『「 聞いたことがある 」─ 博学無能!』