前回の記事は、こちら─、
『『 マッドマックス 』に見る、我々が、ついはまる落とし穴 』
※ネタバレ注意!
ここから先は、作品のストーリーに関する、
内容にも触れています。
お読みになる場合は、そのことを踏まえた上で、
自己責任にて、閲覧を願い致します。
"希望は持つな、心が壊れたら残るのは狂気だけ"
そして─、
彼女たちは、ある決断を迫られる。
「 人生を手にするために、
逃げてきたその道を、まっすぐ引き返す 」
( Amazon カスタマーレビューより )
それは─、
このまま、あてのない旅を続けるよりも、
もといた砦に戻り、
支配者、イモータン・ジョーと対峙する方が、
生きていける可能性は、まだ残されているという、
現時点での唯一の合理的判断でもあった。
しかし─、
現実の世界において、
それが合理的であるということと、
それを実際に、
実行に移せるということとの間には、
いささかの ( いや、かなりの!) 隔たりがある、
ということも、我々は経験上よく知っている。
本作を鑑賞する前─、
この作品への、世間の、
評価の高さに、正直、驚いた。
およそ理性など、
この世に落っこちて来るときに、
どこかに置き忘れてきてしまったのでは?
とおぼしきキャラクターたちが、
これまた、個性的な車でもって、
砂漠で追いかけっこをするだけの、
アクション映画…。
そう言ってしまえば、それまでなのだが…、
※ネタバレ注意!
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内容にも触れています。
お読みになる場合は、そのことを踏まえた上で、
自己責任にて、閲覧を願い致します。
( 次回へつづく... )
『『 マッドマックス 』に見る、我々が思考停止に陥る瞬間 』