求めたものが与えられるまで in クリスマス | サラリーマンの副業+在宅×必要悪ソフト

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人様から、お金を貰って提供できるだけの何かを形にするためには、最低でも10年は必要。確固とした専門スキルを持たぬ者が「大事なのはお客様」などと主張するのは持たざる者の言いわけ。それを、いかにして成すかを理解せぬ者が、何をするかだけを決めるのは間違いのもと。

今日はクリスマス。



だからと言うわけではないが─、



かつて、マコーレ・カルキン主演で大ヒットした、



『 ホームアローン 』



という映画を観ていた時、教会のシーンで流れていた、
讃美歌が耳にとまった。



学生の頃だったが─、



まるで天上で鳴っているかのような、
なんと神々しい曲だろうかと、



耳が釘付けになったのを覚えている。



ピアノをたしなんでいる者としては─、



こういう曲に出会った時には、

自分で弾いてみたいと考えるものだ。



といっても当時は、まだネットも黎明期。



気軽に自宅から検索というわけにもいかず…、



とりあえず、映画のサントラになら、
収録されているのではと考え、



レンタルショップへ直行。



『 O Holy Night 』



という曲名を探り当てた。



クリスマスシーズンには、割と耳にする名曲だが、
私が耳にとめたのは、この時が初めてだった。



次に楽譜であるが、この楽譜というのがまた、
クセものである。



ピアノソロにアレンジされたものの中には、
感じの良いものもあれば、そうではないものもある。



また─、



自分好みのものもあれば、そうではないものもある。



だから─、



出来るだけ自分の目で見て選びたいのだが、



その当時、自分が暮らしていた街には、
楽譜を豊富に取りそろえている書店や楽器店は少なく、



楽譜を見比べて選ぶというのも、
現実的な話ではなかった。



そのようなわけで─、



映画のサントラに収録されていた音源をもとに、
私は耳コピを始めた。



もちろん、耳コピなどいきなりやろうと思って、
出来るものではない。



しかし─、



この当時、私は、ある "知識" を知り得ていた。



これは、知っている者にとっては何でもないことだが、
知らない者にとっては、摩訶不思議!?



そんな、音楽の "マジックのカラクリ" だった。



( 次回へつづく... )
『 求めたものが与えられるまで ~ マジックのカラクリ 』