前回の記事は、こちら─、
『 小説に登場するハッカーたちに、どうしても一言いいたい!』
【 ~ 閲覧注意 ~ 】
この記事には、ネタバレ、及び、
ある特定の人物や集団に対する、
批判的な内容も含まれています。
お読みになる場合は、あくまでも当ブログ運営者の、
個人的見解であるということを、ご理解の上、
自己責任で、お読み下さい。
私は IT 関係の仕事をしている関係上、
ハッカーが活躍する作品を、
しばしば、読んでみたりもするのだが…、
これが─、
なんとも、ガッカリさせられるケースが、
少なくない。
まず─、
この手の作品で、
よく見られるパターンが、
- 天才ハッカー
- 天才プログラマー
の登場だ。
それも─、
海外の作品ならともかく、
日本人作家の作品で、
「 MIT に留学経験をもつ、
日本人天才ハッカーが FBI の依頼で~ 」
などという人物設定は、
もはや、マンガ以外の何物でもなく、
リアリティのかけらも感じられない。
もっとも─、
このような作品に、
そこまでのリアリティを求めるつもりはないし、
また─、
事実は小説よりも奇なりで、
世の中には、実際、そのような凄い人物も、
実在するのかも知れないが、
そうだとしても─、
もう少し、ありそうな人物設定や、
シナリオが、あってもよさそうなものである。
他にも─、
ある作品では、
連続殺人犯のハッカー ( クラッカー ) が、
わざわざ、ご丁寧に─、
C 言語のソースコード付きで、
マルウェアを送り付けてくるという場面があり、
なんとも─、
理解に苦しんだ記憶がある。
尚─、
ここでは触れないが、
こういったハッカーの奇行や超人ぶりは、
映画では、さらに顕著となる。
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( 次回へつづく... )
『 小説に登場するハッカーたちに抱く作家の本音 』