前回の記事は、こちら─、
『 運命の日は、ある朝、突然に…!』
そして─、
会社の同僚達はもちろん、
その他、大勢の人間からも、
一歩、抜きん出た日ともなった。
なぜなら─、
会社の同僚や、知り合いに、
そのような人間は、いないのだから。
もちろん─、
世の中には組織の中で自分の役割を、きちんとこなしている、
人間というのも大勢いるだろう。
そういう者たちを決して、見下すつもりはない。
しかし─、
組織やチームの中で、自分の役割をこなすということと、
一からビジネスを構築するということとは、
やはり─、
今回の経験から、
次元の異なる仕事であるということは否めない。
いわゆる─、
事業家、起業家、経営者、という人種の仕事であり、
世間でも、会社勤めをする人間に比べて、
その割合が少ないのも、うなずける。
そういう点から言うと、
既に出来上がった組織の中で、
出世競争に勝ち抜き、
トップに就任した人間というのは、
批判的な見方をするなら、虎の威を借る輩とも言える
しかし─、
自分が「 属して 」いる組織のデカさは、
決して自分のデカさではないのだ。
だから─、
私は、その日、自信をあらたにする自分を、
ためらわずに受け入れることにした。