前回の記事は、こちら─、
『 それを語る資格のある人間と、そうでない人間とがいる、それを間違った者は… 』
ただ─、
何度も言うように、
ニーズを理解したからと言って、
翌日には即、ニーズに即した商品が、
完成するなどということは有り得ない。
そこには、クリアしなければならない、
技術的課題もあれば、
限られた時間と限られた人手の中で、
取り組んで行く以上は、
人的、経済的、かつ、時間的コストについても、
現実的な回答を示さなければならない。
それらの問題を1つ1つクリアしながら、
商品を磨いていくことこそが、モノづくりと言える。
曲がりなりにも人様からお金を貰って、
提供できるだけの商品を形にするなどというのは、
一朝一夕で実現し得るものではないのだ。
そのことを「 頭 」で、ではなく、
「 実感 」として理解していない者は、
まだ、"発展途上" の段階にある商品を見て、
「 使う側の視点を理解せずに開発しているのだ… 」
と "解釈" する。
そのことを証明する意味でも…、
私は技術者としてビジネスにも取り組み、
自分の力だけで売り上げを、
あげて見せようと考えた。
もっとも…、
( 次回へつづく... )
『 成功以上の目的があるのなら、成功は通過点でしかなくなる 』