前回の記事は、こちら─、
『 あなたが建前で覆い隠してきた本音、それが、あなたを突き動かして来たものの正体 』
私が社会人になって最初に就職した会社の経営者は、
営業の現場叩き上げの人間で、
一貫して─、
「 大事なのはニーズであって技術ではない!」
といったスタンスの持ち主だった。
そして─、
技術者と見るや否や、
「 お前たち ( 技術者 ) は、技術のことばかりで、
使う側の視点が分かっていない!」
といったレッテルを貼り付けてくる始末で、
技術者からすれば、もはや単なる、
"技術者バッシング" としか思えないような言動が、
普段から、そこかしこに見られた。
また─、
高い技術力をウリにしてきた、
次のような大手企業などに対しては、
- ○産自動車
- ○立製作所
ことあるごとに批判するのが常で、
終始そのような状況であったことから、
開発サイドとは、常に軋轢を生んでいた。
( 次回へつづく... )
『 経営者が求心力を失う瞬間 』