私も時々、庭の門番でいるより、
庭師になりたいなんて思うことがあります。
でも、これが私の役割だと思います。
我々は皆、それぞれに人生における役割があるのだと思います。
そうは思いませんか…?
( 出典不明 )
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これまでにもたびたび、
このブログで述べて来たが、
私はピアノが趣味で、
かつては自分の持てるバイタリティの多くを、
ピアノに注ぎ込んでいた時期もあった。
現在は、子供も生まれ、
自身の余暇に割ける時間は激減したとは言え、
それでも─、
ピアノに関しては、生涯に渡り、
取り組んで行きたい気持ちに変わりはない。
正直なことを言えば─、
"ピアノだけを弾いて生きて行けたら、
さぞかし幸せだろう"
などと、ふと思ったりもするのだが…、
やはり─、
やりたいことだけをして、
食べて行けるほど甘くはないのも、また、
世の常であろう。
以前、こんな話を聞いたことがある。
かつて、新東宝の映画俳優だった本多一夫氏は、
一度、俳優業に見切りをつけ飲食店を始めた。
それが成功し、一時期は、80 店舗にも及ぶ、
事業へと経営を拡大させたという。
これは、たとえ飲食店経営のプロが、
意図的にやろうとしても、
そう簡単に実現し得るものではないだろう。
そして─、
本多氏は再び、演劇の世界へと舞い戻って来る。
飲食店経営で得た資金を元手に、
自ら下北沢に劇場を建設するという大技でもって、
演劇を再開させるのだ。
若手俳優の育成、および、劇団の運営者として。
本多氏の功績により、今日、下北沢は、
"演劇の街" とまで言われる存在になっている。
( 次回へつづく... )
『 ピアノのレッスンで教師と生徒の立場が完全に逆転した、ある出来事とは? 』