前回の記事は、こちら─、
『 やはり世の中には性質上「 売れやすい 」ソフトと「 売れにくい 」ソフトがある、これは事実!』
その後─、
社会人向けのピアノレッスンや、
音楽講座にも通うようになったとは言え、
所詮は─、
週一回、一コマ 30 分程度の、
趣味の講座であり、
一日に、何時間も、
練習に打ち込めるわけでもない。
もちろん─、
プロになろうなどと考えて、
取り組んで来たわけではなかったが、
それでも、真面目に頑張りさえすれば…、
アマチュアとは言え、
そこそこのレベルには、なれるのではないか?
そんな、おぼろげな夢を、
思い描いてはいた。
しかし─、
ここで、ちょっと冷静になって考えてみよう。
私も、こう見えて、曲がりなりにも、
大学で情報分野を専攻し、
その後は─、
ソフトウェア会社で、
システム開発の仕事に従事して来た。
学生時代は、一日中、
コンピュータに向かって、
課題に取り組むこともあったし、
社会人になれば、
それが、毎日の光景となった。
こうして最低でも、
5年程度の実務経験を経て、
ようやく─、
プロのソフトエンジニアとして、
最低限のスタートラインに立てる、
といったところであろう。
では─、
初心者が、仕事の片手間に、
週一回、パソコン教室に通い、
コンピュータのスキルを、
"そこそこのレベル"
にまで上達させるには…、
一体、どれぐらいの、
歳月が必要となるだろうか?
「 そこそこのレベル 」を、
どこに設定するかにもよるが、
少なくとも─、
プロやセミプロのレベルに、
おいそれと追い付いて来られるようでは、
こちらとしても、商売にはならない。
( 次回へつづく... )
『「 長くやっても上手くいかない場合は○○を見つける 」( 為末大 ) 』