二十代のうちに経験することができて自分はラッキーだったと今なら思える2つの想定外 | サラリーマンの副業+在宅×必要悪ソフト

サラリーマンの副業+在宅×必要悪ソフト

人様から、お金を貰って提供できるだけの何かを形にするためには、最低でも10年は必要。確固とした専門スキルを持たぬ者が「大事なのはお客様」などと主張するのは持たざる者の言いわけ。それを、いかにして成すかを理解せぬ者が、何をするかだけを決めるのは間違いのもと。

前回の記事は、こちら─、
『 未来の人生の種が、ここに蒔かれていた 』



その後─、



ソフトウェア会社で、
エンジニアとしての職を得た私は、



「 音楽情報処理 」などには、かすりもしない分野で、
日々、開発業務に奮闘することになるのだが、



それでも─、



音楽への興味は、消えることはなく、



ある程度、仕事にも慣れ、経済的にも余裕が出はじめた、
社会人、三年目あたりからは、



社会人向けのピアノレッスンや、
音楽講座にも通うようになった。



それが、約4年ほど続いたと思う。



もちろん─、



プロになろうなどと考えて、
取り組んで来たわけではなかったが、



音楽が自分にとって、



大きなウエイトを占める、
存在になっていたことは否めない。



しかし─、



やがて、会社の業績に陰りが見え始め、
転職なども視野に入れざるを得なくなり、



明日が、必ずしも、今日の延長線上に、
あるとは限らないのだという、



現実に直面した、二十代の終わり…、



音楽もまた、所詮は "趣味" でしかなかったのだという、
現実を受け入れざるを得なくなった。



幸い、それほど間を置かず、



自分に関心を示してくれる、

次の会社を見つけることは出来たが、



当然─、



新たな職場では、
余暇で音楽などに興じる、ゆとりはなく、



音楽に割く時間は、日に日に激減していった…。



( 次回へつづく... )
『 私の準備が整ったから、そいつは現れたのか!? 』