前回の記事は、こちら─、
『 為末選手から教わった勝負の鉄則 』
話は少し変わるが─、
私は、かつて、
学生から社会人にかけての7~8年ほど、
お恥ずかしながら、
音楽に入れ込んだ時期があった。
大学を卒業後、大学院へと進んだ際も、
指導教授に頼み込んで、
「 音楽情報処理 」を研究テーマに、
選択させてもらったほどだ。
そこでの二年間、私は情報科学分野の研究の一環として、
「 自動編曲 」なる課題に取り組んだ。
もっとも─、
大学という場で求められる研究テーマというのは、
新規性が重視されるため、
こと、私が取り組んだテーマにおいては、
その内容は、もっぱら、
基礎的な段階に留まらざるを得なかったが、
それでも─、
この大学院時代の二年間というのは、
私の人生においては、大変、充実した期間の1つで、
そこでの取り組みを、いつか何らかの形で、
"発展" させたいという、おぼろげな夢を抱きながら、
所定の期間を修了し、
社会へと足を踏み出して行った。
( 次回へつづく... )
『 二十代のうちに経験することができて自分はラッキーだったと今なら思える2つの想定外 』