それは「 しつけ? 」それとも「 不親切? 」、それは「 厳しさ? 」それとも「 無責任? 」 | サラリーマンの副業+在宅×必要悪ソフト

サラリーマンの副業+在宅×必要悪ソフト

人様から、お金を貰って提供できるだけの何かを形にするためには、最低でも10年は必要。確固とした専門スキルを持たぬ者が「大事なのはお客様」などと主張するのは持たざる者の言いわけ。それを、いかにして成すかを理解せぬ者が、何をするかだけを決めるのは間違いのもと。

前回の記事は、こちら─、
『「 孤独な木は、育てば丈夫に育つ 」は本当か?生まれた時から父親がいなかった私の父は… 』



確かに父は─、



酒を飲んで荒れることもなければ、



ギャンブルに溺れて、

金をつぎ込むようなこともなかったが、



総じて、家庭を顧みることは稀で、



母も─、



「 あの人は、家庭というものを知らず育ったから… 」



との、一定の理解を示しつつも、



日々の用事に追われる生活の中にあっては、
ことあるごとに衝突を繰り返すのが常であった。



私の少年時代の記憶にある父は─、



「 しつけ 」と「 不親切 」を混同していると言うか…、
「 厳しさ 」と「 無責任 」を、はき違えていると言うか…、



とにかく二言目には─、



「 何があっても本人の責任だ、放っとけ!」



との放任主義を決め込むのが常で、



確かに─、

自分は父親もおらず、一人で何とか生き来た、
との自負もあったのかも知れないが、



1980 年代当時の一般家庭における、
男女の役割分担の社会通念を考慮したとしても、



家庭を顧みなさ過ぎるきらいがあったことは事実で、
子供ながらに、将来、自分が家庭を持つ機会があるとしたら、



この男の逆のことをさえしていれば、
夫婦間で起こる、たいていのトラブルは、



回避できるだろうと思えるほどであった。



( 次回へつづく... )
『 小学生の頃から塾通いをさせられた、ある少年の事例 ~ 彼は、その後どうなったのか? 』