「 孤独な木は、育てば丈夫に育つ 」は本当か?生まれた時から父親がいなかった私の父は… | サラリーマンの副業+在宅×必要悪ソフト

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人様から、お金を貰って提供できるだけの何かを形にするためには、最低でも10年は必要。確固とした専門スキルを持たぬ者が「大事なのはお客様」などと主張するのは持たざる者の言いわけ。それを、いかにして成すかを理解せぬ者が、何をするかだけを決めるのは間違いのもと。

私の父は、高校を出てすぐに働き始めた。



幼少期から無線や電子工作に興味があり、
製造業の会社で働き始めたものの、



諸事情あって数年後に倒産。



その後─、



自ら電子機器の製造を請け負う仕事を始めた。



それでも、当時の高度経済成長の潮流にの乗り、



1990 年のバブル崩壊までは、
仕事は、それなりに順調に推移したようだ。



大学へも行こうと思えば、
行けない成績ではなかったようだが、



不幸にも、生まれる直前に父親を亡くしており、



その後─、



継父の家庭で暮らすという境遇では、
それは、ままならなかったようである。



ただ─、



幸いと言うべきか、
物心ついてから親を亡くすのとは違い、



生まれた時から存在しないという状況は、
周囲と比べて、違いは感じるものの、



そのことで寂しさを感じたことはないと、
以前、父は述べていた。



しかし─、



継父の家庭での暮らしというのは、
自分の居場所を見いだせず、



肩身の狭い環境であったことは想像に難くない。



"孤独な木は、育てば丈夫に育つ"



とは言うものの…、



そのような境遇は─、



その後の人間関係の構築に、大きな影を落とす、
要因に、つながったことは言うまでもないことであろう。



( 次回へつづく... )
『 それは「 しつけ? 」それとも「 不親切? 」、それは「 厳しさ? 」それとも「 無責任? 」』