前回の記事は、こちら─、
『 シビアな論理的思考が求められる社会人の、妄想力 ( 誰にも検閲されない自由な想像力 ) の鍛え方 』
作家の側としても、決して読者に、
途中でページを閉じられてしまうような作品を、
書こうとは、思っていないはずだ。
むしろ─、
いかにして読者に、ページをめくる手を、
止めさせずにおくか?
という課題について、
常に研究している者たちと言えよう。
ダン・ケネディも、レイモンド・チャンドラーを、
敬愛していると著書で述べていたが、
そのような "言葉鍛冶(ことばかじ)" たちの「 技 」に、
日頃から触れておくことは、
我々、ブログや、セールスページを、
作成する人間にとっても、
決して、無益なことではない。
もちろん─、
ブログや、セールスページの中で、
小説を書くわけではないが、
SNS や、ホームページを活用し、文章表現だけでもって、
訪問者に訴えかけなければならない、
ネットビジネスにおいては─、
「 作文 」のテクニックも、
また必要不可欠な要素と言える。
明治時代に活躍した、ある武術家の生涯を、
フィクションを織り交ぜつつ描いた作品があるのだが、
その「 あとがき 」を、オリンピックなどでも活躍した、
あるアスリートが記述していた。
正直言って、あまり文章を書き慣れていない人間の、
読書感想文のような内容で、
ネットの批評などでも失笑をかっていたが、
私も決して、
人のことを笑っていられる分際ではない。
決して、作文が得意ではない、
私のような人間にとっては、
プロの作家が、小説の中で魅せてくれる、
様々な "表現" や "言い回し"、"語り口調" は、
まさに─、
文章表現の「 カタログ 」のようなもので、
これまでにも、幾度となく、
パクらせて…、いや、参考にさせていただいている。