人は決して考えを改めることはないが、自分の主張なら相手は考えを改めると信じている。 | サラリーマンの副業+在宅×必要悪ソフト

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人様から、お金を貰って提供できるだけの何かを形にするためには、最低でも10年は必要。確固とした専門スキルを持たぬ者が「大事なのはお客様」などと主張するのは持たざる者の言いわけ。それを、いかにして成すかを理解せぬ者が、何をするかだけを決めるのは間違いのもと。

前回の記事は、こちら─、
『 営業サイドからは、技術者はこう見えている!? 』



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【 ~ 閲覧注意 ~ 】

この記事には、ネタバレ、及び、

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批判的な内容も含まれています。

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自己責任で、お読み下さい。



著者も本書の中で経営コンサルタントの登場人物、
「 勝 ( まさる ) 」のクチを借りて、次のように述べている。



100 人の営業担当者を敵に回して大ゲンカしたこともある。
ついでに上司も敵に回ったな。
さすがにあのときはちょっと辛かったな…。

( 本文より )



最終的に、本書の中に登場する職人たちは、
都合よく心を入れ替え歩み寄りを始めるが…、



実際、開発サイドと営業サイドとの間で生じた、
軋轢を解消するのは、そう簡単なものではない。



むしろ─、



修復されることがあるとしたら、
それは、かなりラッキーなことだと捉えるべきだ。



著者は、あとがきでも次のように述べている。



ちなみに、真子と清川の対立のような事態は、
わたしの若気の至りではあるが日常茶飯事だった─、
これくらいの対立は可愛いもので、実際にはもっと陰湿な対立になり、
表面化しないことも多い。

(『 あとがき 』より )



そう─。



こういった軋轢は水面下で、くすぶり続け、
五年でも十年でも続いて行く。



お互いが─、



"アイツらは分かってない!"



と訝しく思いながら…。



( 次回へつづく... )
『「 偉人の欠点は愚者の○○である。」( アイザック・ディスレーリ ) 』



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