前回の記事は、こちら─、
『 営業サイドからは、技術者はこう見えている!? 』
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この記事には、ネタバレ、及び、
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批判的な内容も含まれています。
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自己責任で、お読み下さい。
著者も本書の中で経営コンサルタントの登場人物、
「 勝 ( まさる ) 」のクチを借りて、次のように述べている。
100 人の営業担当者を敵に回して大ゲンカしたこともある。
ついでに上司も敵に回ったな。
さすがにあのときはちょっと辛かったな…。
( 本文より )
最終的に、本書の中に登場する職人たちは、
都合よく心を入れ替え歩み寄りを始めるが…、
実際、開発サイドと営業サイドとの間で生じた、
軋轢を解消するのは、そう簡単なものではない。
むしろ─、
修復されることがあるとしたら、
それは、かなりラッキーなことだと捉えるべきだ。
著者は、あとがきでも次のように述べている。
ちなみに、真子と清川の対立のような事態は、
わたしの若気の至りではあるが日常茶飯事だった─、
これくらいの対立は可愛いもので、実際にはもっと陰湿な対立になり、
表面化しないことも多い。
(『 あとがき 』より )
そう─。
こういった軋轢は水面下で、くすぶり続け、
五年でも十年でも続いて行く。
お互いが─、
"アイツらは分かってない!"
と訝しく思いながら…。
( 次回へつづく... )
『「 偉人の欠点は愚者の○○である。」( アイザック・ディスレーリ ) 』
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