前回の記事は、こちら─、
『 誤解してない?技術偏重ではダメな理由 』
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【 ~ 閲覧注意 ~ 】
この記事には、ネタバレ、及び、
ある特定のグループに対する、
批判的な内容も含まれています。
お読みになる場合は、あくまでも当ブログ運営者の、
個人的見解であるということを、ご理解の上、
自己責任で、お読み下さい。
また─、
彼らは、こう主張するのも好きだ。
「 良い技術を用いたからといって売れるわけではない、
売れるものを作らなければ売れない。」
しかし─、
曲がりなりにも人様からお金をもらって、
提供できるだけの商品を開発する技術などというものは、
一朝一夕で習得できるものではない。
例えば─、
料理にしても、まずは、
どこかのレストランで修業をさせてもらって、
お客様に、お出しできる料理が、
何とか一人前に作れるようになるまでには、
最低でも十年くらいの、研鑚に励む期間が、
必要だろう。
これは─、
私が過ごしてきたソフト開発の世界でも、
他の業界でも同様だ。
そして─、
まずは、そういった基礎や土台を習得した者が、
その腕をもって、お客様が望むものを提供する。
こういうスタンスなら感心するが…、
そのような土台を持たぬ者が、
「 良い技術を用いたからといって売れるわけではない!」
などと主張したところで、
それでは素人料理の域を出るものではないし、
当然、お客様から、お金はいただけない。
こういう話をすると─、
「 そんなことは分かっている!」
という返答が返って来るが、
彼らは、何度も言うように、
技術の「 ぎ 」の字も知らなければ、
開発の「 か 」の字も知らない。
それでは、分かっているも何もあったものではない。
何も分かってなどいない。
それでは、持たざる者の自己正当化と、
言われても仕方がないのだ。
そもそも─、
ニーズについて調査する理由というのは…、
( 次回へつづく... )
『 立派な身なりの愚か者がいるように、見かけは立派な愚行がある。』
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