前回の記事は、こちら─、
『 成功の7段階(1) ~『 トレジャー / 成功者からの贈り物 』』
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この著書の中で氏は「 成功の7段階 」というものを、
述べている。
それは、次のようなものなのだが…、
【 成功の7段階 】~ 成功は全部で7段階ある ~
(1)あきらめ・・・社会に関わることをあきらめている。引きこもり。
(2)快楽・・・目の前の楽しいことだけをする刹那的な生き方。子供、遊び人。
(3)社会適応・・・社会の中でルールに従い順応している。正しい大人。
(4)自分軸・・・自分のやりたいことを軸に実現している。我が道を行く人。
(5)バランス・・・自分と関係者とお金のバランスを取っている。みんなが従うリーダー。
(6)ビジョン・・・チームをビジョンに向けて動機付けを行える。社会貢献者や社会変革者。
(7)ミッション・・・使命に気づき偉大な存在とともにそれを遂行している。
さて─、
あなたは、どの段階に該当するだろうか?
ここで、上記の7段階を、もう一度よく、
読み返してみると…、
(1) ~ (6) までは、まぁイメージできる内容ではあるが、
ひときわ目をひくのは、最後の (7) の段階である。
(7)ミッション・・・使命に気づき偉大な存在とともにそれを遂行している。
この「 偉大な存在 」とは、一体、何なのか?
この『 トレジャー / 成功者からの贈り物 』という作品には、
このような記述が、わりと頻繁に出て来るのも特徴だ。
「 自分が常に成長するために最適な出来事を引き寄せている 」
「 私は何を学ぶためにこの出来事を体験しているのだろうか? 」
「 神性意識 … 全ては1つであることを知っている意識。
それを体験するために出来事を起こす。」
などなど...。
独立して事業に取り組もうという人たちの多くは、
このような考え方に対して、比較的 "耐性" があるようにも思われる。
私が過去、出会った経営者の中にも、このような考え方を、
てらいもなく述べる人たちを少なからず見て来た。
だから─、
私としても、真偽のほどはともかく、
人生の智恵として、そのような考え方をすることで、
つまずいたり、壁にぶち当たった時でも、軸がぶれることなく、
物事を前へ進めて行くことができるのなら、
それは、大いに利用する価値があるとも考えて来た。
そのようなことから、決して頭ごなしには否定せず、
目を向けてきた部分はある。
しかし─、
こういった内容の言動を迂闊に発したことで、
溝ができてしまった人たちも過去にはいた。
世の中には、このような考え方に対し、
眉をひそめる人たちがいるのも、また事実だ。
むしろ大半に人間は、そういう部類に含まれるのではないだろうか?
だから─、
それ以降、そのような言動は慎むようになった。
( 次回へつづく... )
『 成功の7段階(3) ~ 失うものはない賭け 』
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