ネットで簡単に答えが得られるって?そんなわけないだろ! | サラリーマンの副業+在宅×必要悪ソフト

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人様から、お金を貰って提供できるだけの何かを形にするためには、最低でも10年は必要。確固とした専門スキルを持たぬ者が「大事なのはお客様」などと主張するのは持たざる者の言いわけ。それを、いかにして成すかを理解せぬ者が、何をするかだけを決めるのは間違いのもと。

前回の記事は、こちら─、
『 文明の利器を侮るな!』



また─、



世間では、次のような主張も、
時折、聞かれる。



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最近は、ネットで何でも調べることが、
できるから、



簡単に答えが得られてしまう。



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この主張についても、
いささか疑問を感じる。



ネットが普及する以前であっても、



大手の書店や図書館にでも行けば、
大量の専門書や解説書は存在してきた。



では─、



彼らは、そういった書物や図書館も、
批判すべき存在だと主張するのだろうか?



紙の上の印刷されたテキストは良いが、



ネット上のデジタル化されたテキストは、
ダメだと言うことか?



それとも─、



書店や図書館に出向く手間を、
怠っていることを問題視しているのか?



確かに─、



今日のネット上には、



かつて、書店や図書館に存在した、



大量の専門書や解説書、以上の情報が、
溢れているかも知れない。



それらを検索すれば、さまざまな情報が、
簡単に手に入るだろう。



学会の論文であっても…、
技術者が扱う、専門情報であっても…。



しかし─、



そういった情報を入手したところで、
誰もが理解できるだろうか?



ネットで簡単に、
情報が入手できたからと言って、



様々な分野の専門家たちの、
最新の研究論文や、技術情報を、



門外漢の人間が、簡単に理解できるのなら、
誰も苦労はしない。



つまり─、



情報が入手できることと、
その内容が理解できることとは、



全く別なのだ。



( 次回へつづく... )
『 ネットを批判する人たちの「 なぜ? 」』